北海道で支援制度のあるおすすめ自治体3選

北海道は179もの市町村があるため、どこに移住したらいいか決められないと言った方は、各自治体の移住支援制度に着目してみると良いでしょう。
北海道は、自治体ごとにさまざまな移住支援を実施しています。編集部がピックアップしたおすすめの自治体は以下の3つです。

  • 北広島市
  • 利尻町
  • 深川市

住宅だけでなく、就業支援や、若者向けのサポートなど、あらゆる視点からご紹介しますので、自分に合った移住支援を見つけてくださいね。

北広島市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道の北広島市は、道庁所在地である札幌市の隣に位置するまちです。
冬の平均気温はマイナス5℃、最低気温はマイナス20℃を記録することもあるとても寒いエリアです。
北海道の中央にあるため、道内各地へアクセスしやすいのも特徴的です。
豊かな自然やたくさんの公園があるまちですが、駅周辺はスーパーやドラッグストア、電化製品などのショッピング施設も豊富で、利便性も高いです。
農産地としても知られているため、地産地消の取り組みも盛んです。そんな北広島市が実施している支援をいくつかご紹介します。

・コミュニティビジネス創業支援事業
地域が抱えている課題や要望を、住民が主体となって解決または叶える事業が「コミュニティビジネス」です。
北広島市ではコミュニティビジネスを創業するにあたってかかる経費の一部を助成しています。経費の1/2が対象で、上限は60万円までです。

・新規就農者への支援
北海道の田舎で「農業がしたい!」とはいえ、未経験の方は何から始めていいのか分からない、お金はどのくらいかかる?といった不安がたくさんあると思います。
北広島市は、新しく農業をはじめたい方をバックアップする支援が揃っています。
先進農家でのOJT研修やカリキュラム、栽培から出荷までの経営シミュレーションなどが学べる研修制度や、就農開始時・就農後に必要な資金の一部を補助する制度など、充実したサポートが揃っています。研修は毎年4月からスタートしますので、気になった方はまず北広島市にお問い合わせしてみてくださいね。

利尻町

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道北部の日本海上に位置する利尻町は、利尻昆布やウニといった海の幸に恵まれたまちです。
海や山などの自然に囲まれているため、本格的な田舎暮らしが実現します。週末は家族みんなでトレッキングやバードウォッチング、サイクリングといったアクティビティも楽しめます。
利尻町は、移住に関する情報提供や相談に乗ってくれる「定住移住支援センター「ツギノバ」」を開設しています。移住にまつわる話はもちろん、利尻島内外をつなぐ交流スペースとしても活用されています。カフェラウンジやコワーキングスペースも併設されており、出身地や仕事内容など関係なく、さまざまな方が集まる場所となっています。利尻町へ移住を検討している方は、ぜひツギノバに立ち寄ってみてくださいね。

・転入奨励金
利尻町に移住・定住し、就業が認められた方に対して、100万円を支給する制度を実施しています。※単身世帯以外の世帯が対象です。

・住宅用地などの確保・斡旋
利尻町に定住の意思がある方を対象に、利尻町定住促進団地「あけぼのニュータウン」の設置・管理を実施しています。
あけぼのニュータウンの土地は、利尻町との賃貸借によるものなので、住宅建設にかかる初期費用を抑えることができます。

深川市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

深川市は、北海道のほぼ中央に位置するまちです。
「ゆめぴりか」や「ふっくりんこ」「ななつぼし」といった北海道屈指のお米の産地でもあります。
札幌市まで約1時間、旭川市へは約20分といった交通アクセスの良さから、移住希望地として注目を集めています。
深川市では、移住支援もとても充実しています。支援制度の一部をピックアップしてご紹介しますね。

・オンライン移住相談
「深川市についてもっと知りたい!」「でもなかなか足を運べない」と言った方に向けて、オンライン移住相談を実施しています。小さなことでもまずは相談することで、移住への第一歩が開けることでしょう。お申込みや詳細については深川市の公式ホームページよりご確認ください。

・深川市移住促進引っ越し費用助成事業
北海道外から移住する方を対象に、引っ越しにかかった費用の一部を助成する制度です。東日本地域からの移住者は、1世帯につき50,000円、西日本地域からの移住者には、1世帯に付き70,000円が支給されます。

・ふかがわ1Dayツアー
深川市の街並みや観光スポットを日帰りで案内するツアーを開催しています。移住後の生活がイメージしやすいよう、病院や学校などの公共施設や、また住宅物件などの案内もしてくれるとか。さくっと深川市のことを知ることのできる気軽なツアーです。参加料は無料です。

・ふかがわのんびり暮らし
深川市の移住体験住宅「四季の丘おとえ」に最長で6ヶ月間住める「ふかがわのんびり暮らし」。
4室あるうちの1室は、室内犬や、猫など、小型のペットを連れての利用も可能です。利用料金は部屋によって異なりますが、1ヵ月57,000円から利用できます。
長期にわたって深川市での暮らしを体験できるため、移住後の具体的なプランを立てることができます。移住体験中には移住コンシェルジュとの意見交換会が行われるなど、移住に関する悩みや不安も解消されそうです。

・深川ライフ応援奨学金補助事業(深川市若年者定住促進奨学金返還支援事業)
大学などを卒業後、深川市内に就業した方を対象に、奨学金の返還を支援する制度を実施しています。返還した奨学金の相当額、月額1万円を上限とし、最大5年間の助成を実施します。

まとめ

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

「北海道はでっかいどう!」という言葉もあるように、北海道にはエリアによって、さまざまな魅力があります。選択肢も多いことから、ライフスタイルに合わせた移住地選びができるでしょう。
北海道への移住は、まず冬の厳しい寒さに耐えられるのかも重要なポイントですね。
移住地に迷ったときには、各自治体の支援制度について調査しましょう。
事前準備をしっかりして、北海道での充実した田舎暮らしを実現してくださいね。


提供・移住支援.com

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