最近疲れがとれない…ということに悩んでいる人は、もしかしたら自律神経失調に陥っているのかもしれません。
ほとんどの現代人において自律神経を整えるために必要なことは「副交感神経」を優位にさせることということをご存知でしょうか。
この記事では、自律神経の中でも副交感神経を活性してくれるオススメのヨガポーズを3つご紹介します。
自律神経の乱れにヨガが効果的な理由
大きく「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられる自律神経。
交感神経がカラダを「アクティブモード」にするのに対し、副交感神経は「リラックスモード」にしてくれる自律神経です。
現代人は忙しく、オフの時間でも頭を働かせるような娯楽(SNSやゲームなど)に時間を費やすことが多く、24時間のほとんどが「アクティブモード」になっている状態になっていると言われています。
本当に「リラックスしている」「くつろいでいる」「何もしない」といった時間が圧倒的に足りません。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」がそれぞれしっかり働き「オン」と「オフ」のメリハリがあることで整いますが、多くの現代人が交感神経ばかり優位になってずっと「オン」の状態でいることが原因で自律神経失調症のさまざまな不調があらわれると考えられているのです。
でも副交感神経を優位にさせてくれるヨガのポーズがあるので紹介していきましょう。
自律神経を整えるヨガポーズ3選
1.肩立ちのポーズ
肩立ちのポーズは「ポーズの女王」とも呼ばれるほどヨガでは重要なポーズ。
心臓よりも高い場所に下半身を持ってくる「逆転」のポーズであるため、カラダ的にはむくみの解消、血流促進、内臓の調整などの自律神経失調に効果があるとされます。
何より首の後ろが長く伸びることで、は背骨の中でも副交感神経に密接に関係しており首の骨に刺激をあたえ、副交感神経を優位にするのにも最適なポーズの一つと言えるのです。
ただ、生理中の女性は避けた方がいいポーズとされているので体調に合わせて行いましょう。
やり方
- マットに仰向けに横たわり、両ヒザを立てておく。
- 両ヒザを胸に寄せたら、手のひらでマットをおし、ヒザを折ったまま腰を持ち上げる。
- さらに両手で背中を支え、両足を天井に向かって持ち上げていく。
- 肩の上にしっかりカラダを乗せ、首から下のカラダを出来るだけまっすぐにキープするために、太ももの付け根を天井方向に押し出すようにしたり、内ももを引き締めたり、丹田を引き入れて調整する。
- 30秒〜1分ほど呼吸を止めずにキープし、ゆっくりと足をおろしたら仰向けで少し休憩する。
このポーズができない場合は、おしりの下にクッションを敷き、両脚を真上に持ち上げるだけでもOKです。