2.チャイルドポーズ
首の骨と同じく背骨の中でも副交感神経と密接に関与しているのがオシリのうえにある手のひらサイズの骨、「仙骨」です。
そのため巷でも「仙骨シャワー」「仙骨カイロ」など仙骨を温めることでカラダのリラックスを促す手法がよく知られています。
仙骨を冷やさない、常時温めておくことは自律神経失調に効果的な健康法の一つと言えるでしょう。
また座りっぱなし、立ちっぱなしと同じ姿勢で長い時間過ごすことで、仙骨にはどうしても負担がかかるため、寝る前にこのチャイルドポーズをすると仙骨周りを心地よくストレッチできます。
やり方
- 両ヒザは腰幅程度に開きマットに正座で座る。
- 息を吐きながら上半身を前に倒し太ももの上に上体を預ける。
- 両腕は手のひらを上向きにして床の上に、胴体と並行に置く。
- 頭は床につけるか、着けられなければ、クッションなどに預ける。
- 上半身の重みで仙骨が広がり頭の重みで首と肩が広がるのを感じる。
- そのまま1分程度呼吸を止めずにキープする。
- ポーズを終えるときは手を前方に伸ばして床を押しながら上がってくる。
3.ガス抜きのポーズ
ガス抜きのポーズも、仙骨周りや腰回りを心地よくストレッチすることで副交感神経を優位にしてくれる効果が期待できます。
また太ももで軽く腹部を圧迫することで、腸のマッサージ効果が得られやすくなります。
ちなみに「腸」も副交感神経と密接に関係している臓器。
例えばお腹が空く、気持ちの良いお通じができるというのは、カラダが緊張している時ではなくリラックスしている時ですよね。
副交感神経の働きが低下してしまうと、便秘や下痢、食欲不振、あるいは食欲のコントロールがうまくいかずに食べ過ぎてしまうといった自律神経失調も起こりやすくなります。
やり方
- マットに仰向けで横たわる。
- 両ヒザを曲げてから軽く持ち上げ、両手で抱えて胸の方に寄せる。
- 心地よさを感じる場所でポーズを1分ほどキープする
- ポーズを終えるときは両ヒザを立てて床に足の裏を下ろし、カラダを横に倒して安全に起きるようにする
ヨガで自律神経を整えよう
日本人の場合、多くの人が副交感神経を優位にすることで自律神経は整いやすくなります。
ご紹介したポーズで副交感神経を活性させるのも良いですし、首や仙骨・腰回りを「伸ばす、温める、緩める」ということを意識的に日常生活の取り入れてみてください。
自律神経が整うとカラダがゆるみやすくなるので、疲れや緊張からも解放されやすくなりますよ。
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