「いかれポンチ」は聞いたことがあっても、「浮かれポンチ」は初耳という人が多いかも知れません。「浮かれポンチ」もあまり良い言葉のイメージがありませんが、どんな時に使われる言葉なのでしょうか。今回は「浮かれポンチ」の意味や語源、片思いの注意点などをご紹介します。

【はじめに】浮かれポンチとは?

「浮かれポンチ」は、もともとは関西弁で「ダメな坊っちゃん」という意味がある「いかれポンチ」から生まれた言葉です。「いかれポンチ」は、間抜けな男性という意味で使われることが多いようですが、「浮かれポンチ」も、同じ意味合いの言葉なのでしょうか。「浮かれポンチ」の意味や語源、片思いの注意点などをご紹介します。

浮かれポンチ①語源は?

昭和時代によく使われいた「いかれぽんち」は、まともでない様子を表す「いかれ」と、関西弁で坊ちゃんやぼんぼんの意味がある「ボンチ」が「ポンチ」に変化し合体した言葉です。総じて、軽薄で間抜けな男と言う意味で使われているようです。「浮かれポンチ」は、「いかれぽんち」の「いかれ」が「浮かれ」に変化した言葉です。

いかれぽんちとは「してやられる」という意味の俗語『いかれる』と「坊ちゃん・ぼんぼん」を意味する関西弁の『ぼんち』が転化した『ぽんち』から成る合成語で「軽薄で間抜けな男性」を意味する(『ぽんち』に関しては、『ポンチ絵』という滑稽な絵(マンガ)からきたという説もある)。
いかれぽんちは1950年前後の流行語で昭和時代にはよく使われたが年々使われることが少なくなっている。

引用元: http://zokugo-dict.com

浮かれポンチ②意味は?

「浮かれポンチ」は、浮かれた(舞い上がった)馬鹿な人という意味があります。そして、「ポンチ」が使われていますが、男性だけに限定される言葉ではなく、女性に対しても同じ意味で使われているようです。総じて、浮足立ってる人のことを指す言葉です。

浮かれポンチの告白の注意点①気合の入れ過ぎ

浮かれポンチな人は、告白する時に張り切り過ぎて、空回りのすえ失敗してしまうパターンが多いようです。相手の気を引こうと、自分の話ばかりしたり、おしゃれに気を使いすぎて、相手の気持ちを考える余裕すらなくなってしまうようです。いつもはパンツスーツが多い女性が、いきなり露出度の高い服を着て登場したら、それは相手もドン引きします。