産後2ヵ月から6ヵ月の腹筋エクササイズの鍛え方

産後2ヶ月から6ヶ月の腹筋エクササイズでの鍛え方は、産褥体操から徐々に強度を上げていきながら、身体の調子や疲れ具合と相談してメニューを決めていきましょう。

産後2ヶ月に入ったからと言って、ちゃんとした鍛え方をしようと、いきなり仰向けの状態から起き上がる腹筋運動を始めるのはやめましょう。

まずは、産褥体操をしても疲れない状態になったら、次に挙げるような、あまり体に負担をかけないで、腹筋を引き締めることができるエクササイズの鍛え方で腹筋に徐々に負荷を掛けていくのがいいでしょう。

産後2ヵ月から6ヵ月にムリなくできる腹筋の鍛え方

出産後2ヶ月から6ヶ月の間にお勧めしたい、腹筋の効果的な鍛え方は次の通りです。

・仰向けの状態で膝を曲げてお尻を持ち上げる

・体育座りで膝を抱えた姿勢から、息を吐きながらゆっくりと腹筋の力で後ろに転がって、息を吸いながらゆっくりと腹筋の力を使って起き上がる

・両手両足を肩幅に開いた状態の四つんばいになって、背筋を伸ばしてから、鼻から息をゆっくりと吐きながら背中を持ち上げて丸めて、おへそを見る。息を吸いながら元の姿勢に戻る。

【産後の腹筋いつから③】産後6か月以降は?

産後2ヵ月から6ヵ月までの腹筋エクササイズを続けてきて、特に体調面などで問題がなければ、産後6ヵ月を過ぎたら、運動の強度は妊娠前のレベルに戻して全く問題がありません。

出産後6ヵ月までは、骨盤の緩みもかなりありましたが、出産後6ヵ月に入ると骨盤もかなり固まってきます。

出産前と同じ状態に戻るのには、出産後1年まで待たなくてはなりませんが、運動の強度は普通に戻しても全く問題はありません。

だから普通の腹筋や筋トレを始めても大丈夫です。

産後6ヵ月からの腹筋運動の注意点

産後6ヵ月からの腹筋運動の注意点としては、やはり産後からの体力や身体の状態の戻り具合には、個人差が大きいということです。

人によっては、産後の肥立ちから回復しきれていなくて疲れやすかったり、毎日毎日の子育てでヘトヘトになってしまっているお母さんも多いものです。

また、妊娠前にもともと行っていた運動の種類や量、運動神経というのも大きな個人差があるものです。

産後半年を過ぎると、ママ友関係も大きく広がってくるものですが、他の人はこれだけのエクササイズをこなせているのだから、自分も大丈夫なはず、とは決して思わずに、自分の体調や体力に合わせた腹筋運動を行うようにしましょう。

産後6ヵ月からの腹筋エクササイズの鍛え方

産後6ヵ月からの腹筋エクササイズの効果を上げるためのコツとしては、ねじりを入れることです。

妊娠から出産にかけては、お腹のくびれがどうしてもなくなってしまうものですよね。

くびれを復活させるためには、ただ腹筋に筋肉をつけるだけではなく、ねじれを加えることが重要になってきます。

また、産後6ヵ月を過ぎて、腹筋運動の強度を上げたいと思ったら、ダンベルを使って負荷を上げてみるのも、腹筋運動の効果を挙げて、腹筋を引き締めるのに役立ちます。

ダンベルば、あまり重い物を使わなくても、200g程度のモノでも充分に効果的なので、しっかりと腹筋を引き締めたい人はぜひ取り組んでみてください。