パーマヘアのスタイリングって、意外に難しい!と思ったことはありませんか?パーマを上手に整えるには、ムースやスタイリング剤の力を借りるのがおすすめです。ここではパーマヘアにおすすめのムースやスタイリング剤を、市販のものから選んでご紹介していきます。
スタイリングで決まる朝
美容室でパーマをかけ、スタイリングしてもらって施術終了。素敵に決まったヘアスタイルに感動したものの、翌朝それを再現できずに凹んでしまう…。そんな経験はありませんか?朝は何かと忙しいもの。スタイリングはできるだけ時間をかけず、でもしっかりキメたいですよね。
ムースなどのスタイリング剤や、パーマヘアにおすすめのスタイリング方法など、使えるワザを最大限に使って、毎朝のスタイリングをスムースかつバッチリ決められるようにしてみませんか。
パーマの種類とスタイリング
パーマには髪の毛にウェーブをつけるものと、髪のウェーブを伸ばすものがあるのはご存知ですよね。またパーマの種類も、主に薬液を使ってナチュラルなウェーブを作る「コールドパーマ」や、熱の力も利用してクッキリしたウェーブを出す「デジタルパーマ」など、いくつかの種類があります。
スタイリングの際は、パーマの種類に合わせたスタイリング方法とムースやスタイリング剤を使っていくのが、上手にヘアスタイルを整えるためのポイントなのです。
コールドパーマのスタイリング
コールドパーマのスタイリングは、実は前日のお風呂上がりから始まっています。コールドパーマを上手にスタイリングするには、あらかじめ髪をしっかり乾かしておくことが重要なのです。また髪が湿った状態で寝ることは、キューティクルがめくれたりして、傷みの原因になる可能性もありますので、気をつけましょう。
朝起きてスタイリングをする時は、髪にたっぷり水分を与えます。ミストや霧吹きを使って、パーマが出るまで髪を湿らせるのがポイントです。その後はパーマの部分にムースやスタイリング剤をもみ込み、形ができたら自然乾燥させて終了です。ちなみに時間がない時やウェーブが落ちかけている時は、毛先を丸めながらドライヤーで乾かすと、ヘアスタイルをより長持ちさせられますよ。
デジタルパーマのスタイリング
デジタルパーマ後の髪をキレイにスタイリングするには、日々のお手入れが大切です。ヘアパックや髪用美容液などを使って、なるべく髪のダメージを防ぎましょう。朝のスタイリングではコールドパーマ同様、一度髪を水で湿らせ、ムースやスタイリング剤をつけてからドライヤーで乾かします。
デジタルパーマは髪が乾く際にウェーブが出るので、毛先を丸めながら乾かさなくても大丈夫です♪
髪の長さとスタイリング剤
ロング~ミディアム
長めのパーマヘアスタイルの魅力は、耳元や肩、身体のサイドで揺れるウェーブにあります。ゆるふわウェーブ、くっきりウェーブなど求める仕上がりに応じて、ムースやスタイリング剤を選ぶのがよいでしょう。
ショート~ミディアム
短めパーマヘアスタイルの魅力は、くっきりとツヤ感のあるカールや、くせ毛っぽいナチュラルウェーブなどいろいろあります。短めパーマヘアスタイルの場合も、どんな仕上がりにしたいかに合わせて、ムースやスタイリング剤を選びましょう。
プロに学ぶ!パーマのスタイリング方法
ここで、プロの美容師さんが自分のパーマヘアをスタイリングする画像をご紹介します。私たちは特別な場合でない限り、自分のヘアスタイルは自分で整えますよね?そんな私たちにとって、プロが自分の髪を扱う様子はとっても興味深いもの。ムースをもみ込む時や、ドライヤーを当てる時の手の動きは、とても勉強になりますよ。
ちょっと噴き出してしまっているオープニングが、とってもチャーミング。内容はまず、パサついている髪を中間~毛先にかけて湿らせます。水で湿らせてもよいのですが、おすすめは洗い流さないミストタイプのトリートメントです。
全体的に湿ったら、ムースを両手に薄くのばし、髪全体にふわっと行き渡らせます。ムースの量は、だいたいピンポン玉より少し大きいくらいのサイズでしょうか。後ろの髪は、サイドに持ってきてからムースを伸ばすと、やりやすいです。襟足の部分も忘れずに、全体的にクシュクシュとムースをもみ込みます。
ムースを行き渡らせたら、ムースの濡れ感をドライヤーで乾かしていきます。ポイントは、カールを壊さないよう、弱風に設定することと、髪を手の中でもみ込むように風を当てることです。ドライヤーは30秒くらい当てればOK。これでスタイリングは完成です。