給料が上がっていないのに物価高
本来の物価高は、景気がよく賃金も上がって、モノの価格が上がっていくもの。
しかし、今回は、海外からの要因です。例えば天候不順による不作、ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルスによる世界的物流の混乱、そして、円安といったことが複合的に絡み合っているので、一筋縄にはいきません。
国民の所得、給料が上がるのを待っていられますか?
節約だけじゃもう生活を守れない
岸田首相が資産所得倍増政策を打ち出した背景には、自ら投資をして資産を増やして生活を守ってください。そんな本音が透けて見えます。
多くの家庭が、買い控えを中心とした節約をしていると思います。ただ、そのうえで、例えば賢い節税、賢い支払い方、賢い資産運用などの工夫の余地は残されているのではないでしょうか?
私たちは生活を守るためにも、生活全般の見直しを、単に安く買う、少なく買うというレベルから一段上げなければならないのです。
例えば、光熱費やスマホなどの通信費も、見直しや契約の仕方によって大きく支出を下げることができます。そこを工夫してもらいたいのです。