景色が楽しめる絶好のドライブルートや、都市部から離れた自然豊かな景勝地や観光スポットなど、日帰りで行ける中国地方のおすすめドライブスポット・コースをご紹介します。
1.秋吉台(山口)
日本最大のカルスト台地。とくに5月には、青々とした緑色の草原が一体に広がる絶景を楽しむことができます。毎年2月には野焼きが行われ、そのおかげもあって生き生きとした大草原が見渡す限り広がります。この光景は、なかなか他では見ることができませんよ。小高い丘の上にたつ「秋吉台カルスト展望台」の2階からは、360度の大パノラマを望めます。
2.鳥取砂丘(鳥取)
鳥取を旅行するならやっぱり外せないスポット。南北2.4km、東西16kmに広がる砂丘で、一般人が入れる砂丘としては日本最大です。砂丘の向こうには雄大な日本海が広がります。
日本にいながら異国気分を味わえ、らくだに乗る体験のほかパラグライダー、ヨガ、サンドボードなどのアクティビティも人気です。早朝や夕方には、波打つ砂の模様「風紋」に出会えることも。心にも体にもエネルギーが満ちてくる開放感が魅力なので、難しいことはなにも考えずに広い砂丘を歩いてみて下さいね♪
3.霧の海展望台(広島)
三次(みよし)市を一望できる、標高490mの高谷山にある展望台。盆地のため、秋から初春にかけての早朝には深い霧が覆います。
展望台に立つと、霧から顔を覗かせる山々の頂がまるで海原に浮かぶ小島のように見える、幻想的な「霧の海」が出現。日の出と共に、霧がオレンジ色に染まる景色はまさに絶景です。「霧の海」は早朝に限られますが、夜景もまた見事なので、夜のドライブにもおすすめ。
4.江島大橋(鳥取)
鳥取県境港市渡町と島根県松江市八束町をむすぶ、全長1,446m、最上部は高さ約45mになる橋です。
松江市側の坂が勾配6.1%の急勾配で、まるで壁のよう。坂を上ると車も道も消えて見えることから、インスタ映えスポットとして全国的に話題となっています。最上部からはパノラマビューの景色も楽しめます。
5.三段峡(広島)
安芸太田町にある約16kmにもおよぶ大峡谷で、国の特別名勝にも指定されています。三段峡入口から聖湖へ続いている渓谷沿いには遊歩道があり、黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝の五大景観は見ごたえたっぷり。
特に、春の新緑と秋の紅葉の時期の美しさは格別です。また三段峡内には2つの渡し舟が運行しており、船からも景色を楽しめるほか、カヤックやSUPなどのアクティビティも充実しています。
6.宍道湖(島根)
シジミの漁獲量日本一で知られる宍道湖は、周囲45kmと国内で7番目の大きさを有する湖。夕日の絶景スポットとして有名で、”日本の夕日百選”にも選ばれています。とくに湖の東側からの夕日が美しく、全面ガラス張りとなっている「島根県立美術館」のロビーからはゆっくりと鑑賞できます。そのほか遊覧船に乗って水面から眺める夕日も格別です。
7.因島(広島)
しまなみ海道がつなぐ島のひとつ。かつて日本最大の海賊として名を馳せた、村上海賊一味の本拠地があった場所で、国内でここにしかない「水軍城」や白滝山の山頂にずらりと並ぶ「五百羅漢」など、見所もたくさんあります。
またロックバンド「ポルノグラフィティ」の出身地としても知られており、島内には彼らにまつわるスポットが点在しています。
8.水島展望台(岡山)
鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)上にある、水島コンビナートを見下せる展望スポットです。水島コンビナートは総面積約2,500万㎡と国内有数の規模を誇る工業地帯で、特に夜通し稼働している工場の明かりが作り出す夜景は圧巻!夜のドライブデートにもおすすめの展望スポットです。
9.角島大橋(山口)
2000年に開通した、山口県下関市と角島を結ぶ「角島大橋」。橋の長さは全長1,780mと日本第2位を誇り、無料で通行できます。
エメラルドグリーンに輝く海の上に浮かぶように架けられている橋は、オーシャンビューの絶景を楽しめるドライブルートとして人気で、さまざまなメディアで紹介されています。
日中の美しさもさることながら、夕暮れ時の景色もまた格別です。また夜になりライトアップされると、ロマンティックな雰囲気に。デートにもおすすめです。
10.大山環状道路(鳥取)
「大山環状道路」は、大山の中腹を走る周遊ルートです。初夏には新録、秋には色とりどりの紅葉に包まれ、様々な大山の姿を見ながら走ることができます。途中には展望台などもあり、紅葉を楽しみながらのドライブにおすすめです!