妊娠12週目のママが気を付けたいこと!
つわりが治まりかける妊娠12週の頃ですが、ママの体には様々なトラブルが起きがちなことがわかりましたね。
こんな妊娠12週の頃のママが、生活する上で気をつけたいことにはどのようなことがあるのでしょうか。
ここから、妊娠12週目のママが気をつけたいことについてお伝えします。
①体重管理
つわりが楽になりかけるこの時期には、吐き気や胃のむかつきが治まってくる人もいて、食欲が戻ってくる人も少なくありません。
つわりが終わって食欲が戻ってくると、今まで食べられなかった分を取り戻そうと、食べ過ぎて体重をオーバーしてしまう人も多いものです。
妊娠中は体重が増えるものですが、それでも臨月までにもともとぽっちゃり体型の人は妊娠前からプラス8kg程度、痩せ型の人でも10kgから12kgのプラスが限度です。
必要以上に食べ過ぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の原因となってしまうので、体重管理には気をつけましょう。
かといって、体重管理を厳密にし過ぎると、カロリーや栄養が足りなくなり知的障害や発達障害の原因となる低体重児の原因となってしまいます。
その時期に適切なカロリーと栄養を必要なだけ充分にとるようにしましょう。
②妊娠線ケア
妊娠12週目の頃になったら、妊娠線ケアを始めましょう。
まだお腹の膨らみは目立ってきませんが、それでも徐々に大きくなり始めていますよね。
妊娠線が一気に増える妊娠後期には、それまで妊娠線が出来やすいお腹周りや太もも、二の腕などに保湿クリームを塗り込んでいたかどうかが、ある意味運命の分かれ目となっていきます。
妊娠線ケアは妊娠線ができる前からの肌の保湿が大切です。今から妊娠線予防クリームや、ワセリンやニベアクリームなどを活用して、妊娠線ケアを始めるようにしましょう。
③情緒不安定に要注意!
この時期には、情緒不安定にも注意するようにしましょう。
妊娠12週の壁でもわかるように、妊娠している実感を感じられなくなる妊娠12週目には、精神的に不安定になりがちなママが少なくありません。
気分が落ち込んで、そのまま妊娠鬱になってしまう人もいます。
あまりにも気持ちの落ち込みが激しく不安定な時には、旦那さんに話を聞いてもらったり、産婦人科の先生に相談したりして、早めに対処することが大切です。
④性交渉は?!
妊娠中の旦那さんとのスキンシップやコミニケーションというのは、どこの家庭でも大きな課題になりますよね。
妊娠12週目の頃には性交渉は行っても大丈夫でしょうか?!
妊娠12週目はまだ妊娠4ヵ月目で妊娠初期の時期ですが、つわりが治まってきて、特にお腹の張りや出血などが無ければ、性交渉はしてもかまいません。
ただし、精液に含まれるテストステロンという男性ホルモンには子宮を収縮させる作用があり、流産の危険性を高めるので、妊娠中は必ずコンドームを使用する様にしましょう。
妊娠12週目のママにおすすめのことは?!
妊娠12週目には、つわりも治まってくる人も多く、徐々に活動的になっていける時期になります。
そんな妊娠12週目のママにぜひやって欲しいお勧めのことがいろいろとありますので、ここからお伝えします!
①安定期にやりたいことは?
妊娠12週目は妊娠4ヵ月の第1週目となります。
あと1ヵ月待てば、安定期と言われる妊娠5ヵ月に入ります。
妊娠5ヵ月に入ったら、産婦人科のお医者さんから許可が得られれば、マタニティースイミングなどもできるようになります。
体に無理をしすぎることは絶対によくありませんが、趣味や運動など、妊娠初期には出来なかったいろいろなことが安定期にはできるようになります。
安定期に入る直前の今の時期に、安定期に入ったらどんなことをやってみたいのかということを決めて、準備に入るようにしましょう。
②産休前の引き継ぎ準備開始!
法令で定められている産休というのは、妊娠34週目からなので、お仕事をしているママさんも、まだまだ先のことだと思っている人も少なくないでしょう。
しかし、妊娠中というのはいったい何が起こるのかわかりません。
特に、お仕事をしているママさんの中には、妊娠初期にはつわりで体調が悪くて職場に迷惑をかけてしまったということで、つわりが終わった妊娠中期には無理をし過ぎてしまう人も少なくありません。
妊娠中期や後期でも、突然、切迫流産や切迫早産による長期の入院を余儀なくされてしまい、産休に早めに入らざるを得なくなることもあります。
何が起きてもおかしくないのが妊娠中なので、いつ体調を悪くしても大丈夫なように、産休に入る前の引き継ぎ準備をそろそろ始めておきましょう。
③パパと相談!
妊娠中には、出産に向けていろいろと考えたり決めなければならないことも多いものです。
また、つわりが終わりかけても、次には腰痛や頭痛などの、次の体調不良が妊娠中にはやってくるものです。
何かと精神的にも不安定になりがちになるこの時期、ぜひパパと沢山お話をして相談をすることが大切です。
男性はパパになる自覚がなかなか持てないものですが、ぜひ妊婦健診にも一緒についてきてもらって、エコーを見てもらうなどして、パパになる自覚を持てるように、していきましょう!