浴衣を着る際に、バッグがなかな決まらなくて困ったことはありませんか?実は、浴衣に合わせるバッグの選び方にはコツがあるんです。今回は、浴衣に似合うバッグの選び方について解説していきます。選び方のコツを掴んで、浴衣コーデで周りと差を付けましょう!
浴衣に合わせるバッグの選び方に決まりはあるの?注意点は?
①選び方は自由
浴衣に合わせるバッグの選び方には、特に決まりはないので選び方は自由です。浴衣は、着物の中でもカジュアルな服装と言う位置づけとなっています。そのため、着物のように厳格なルールは無く、どのようなバッグであっても浴衣に合わせることは問題ありません。
ただし、浴衣に不向きなバッグも中にはあります。浴衣をより一層引き立てるためには、バッグの選び方に少しコツが必要です。選び方のコツを押さえて、自分に合ったバッグを選ぶようにしましょう。
浴衣に足袋を合わせることで、よりコーデの幅は広がります。
②肩にかけるタイプのバッグは要注意
ショルダーバッグやリュックなど、肩にかけるタイプのバッグは、浴衣の着崩れの原因となるので注意が必要です。肩に負荷がかかると、合わせが崩れてしまい、だらしない印象となってしまいます。
手に持つタイプのバッグがおすすめですが、どうしても両手を開けておきたい時は、小さな軽めのポシェットなどを合わせるようにしましょう。
③派手なデザインのものは避ける
浴衣に合わせるバッグは、柄や装飾の少ないシンプルなものを選ぶようにしましょう。大きな柄がたくさん入っていたり、ビジューやストーンなどのアクセントの入ったものは、どうしても浴衣よりも目立ってしまいがちです。
また、ブランドバッグのようにロゴが大きくあしらわれたものも、浴衣に合わせるには不向きです。普段洋服で持つにはおしゃれなブランドバッグですが、浴衣の持つ雰囲気とはかけ離れた印象なので、合わせても全体的にまとまらない印象となってしまいます。
柄や装飾の少ないシンプルなバッグは、浴衣の色柄を引き立ててくれます。浴衣を着る際は、バッグはわき役として柄や装飾の少ないものを選ぶと、浴衣の色柄を邪魔することなく、よりおしゃれに着こなすことができますよ。
浴衣に似合うバッグの選び方のコツ
①小さめのものを選ぶ
浴衣にバッグを合わせる際は、大きさが小さめのものを選ぶようにしましょう。大きすぎるカバンは浴衣との相性が悪く、持った時にバランスが悪く見えてしまいます。片手スマートに持っていくことができる大きさを基準に選ぶと、丁度良いものを選ぶことができますよ。
また、花火大会や夏祭りなど、人混みに行く際は、大きなバッグだと邪魔になってしまう可能性があります。女性は持ち物が多くなりがちですが、浴衣に合わせる際は、最低限のものだけ入れられる大きさのバッグを選ぶよう注意しましょう。
②デザインで選ぶ
浴衣に合わせるバッグは、デザインで選ぶのもおすすめです。定番の巾着タイプやかごバッグの他にも、クラッチバッグなど合わせてもおしゃれに着こなすことができます。決まりはないので、自分の好みに合ったものや、持ち運ぶ荷物の量に合わせて選んでみると良いでしょう。
バッグのデザインを選ぶ際は、できれば持ち手が短く、横に長いものを選ぶようにすると、より浴衣と相性が良くおすすめです。合わせ方の種類は様々なので、ぜひお気に入りのデザインのものを合わせてみてくださいね。
③色で選ぶ
浴衣に合わせるバッグは、浴衣の色からも選ぶことができます。浴衣に合わせるバッグの色に迷ったら、浴衣の生地・帯と同系統の色のものを選ぶのがおすすめです。そうすることで、全体がすっきりとまとまった印象になり、あか抜けた雰囲気になります。
また全体的に引き締まった印象にしたい場合には、バッグを使って差し色をするのがおすすめです。寒色系の浴衣の場合は、暖色系のバッグを合わせるようにします。暖色系の浴衣の場合は、寒色系や黒色、茶色など真逆の色を合わせると、おしゃれな印象にまとめることができますよ。
④柄で選ぶ
浴衣に合わせるバッグは、柄で選んでも素敵です。浴衣の雰囲気に合わせるのなら、和風の柄や、モダン柄などがおすすめです。ただし、大きな柄が目立つものは、浴衣より目立ってしまう可能性があるので避けた方が無難です。柄物のバッグを選ぶ際は、小さな模様のシンプルなものを選ぶようにすると良いでしょう。
定番編|浴衣に似合うおすすめのバッグの種類3選!
①巾着
浴衣に似合うバッグの定番と言えば、巾着ですよね。巾着は大きさも小さめで、浴衣のコーデを上手く引き立ててくれます。色柄も浴衣に合わせて作ってあるものが多く、選び方にも迷うことがありません。持ち運ぶ際や収納時にも場所を取らず、コンパクトに使うことができる点も魅力です。
しかし巾着は、コンパクトである分、荷物があまり持ち運びできないデメリットがあります。また、中に入れるものによっては、持ち運ぶ際に形が崩れて見えてしまいます。そのため、持ち歩く荷物が多いと言う方には不向きなバッグと言えるでしょう。
荷物を入れた際の型崩れが気になる方は、かご巾着と言う種類のものを利用するのがおすすめです。かご巾着は、巾着の下半分がかごになっているので、中に荷物を入れた際にも型崩れがしにくく、スマートに持ち歩くことができます。デザイン自体も涼し気で、浴衣におしゃれに合わせることができますよ。
②かごバッグ
かごバッグも、浴衣に似合うバッグの定番として人気です。容量が大きいものが多く、荷物が多いと言う方におすすめです。またかごバッグには、麻や藤、麦わらなど様々な種類のものがあり、素材の種類によって印象が違ってきます。デザインの他にも、素材の種類にも注目してかごバッグを選ぶと、個性を出すことができますよ。
一方でかごバッグは、口が大きいものが多いため、防犯上不安な面があります。特に夏祭りや花火大会など、人混みに行く際には、貴重品がバッグの口から見えていると危険です。かごバッグには、中に巾着が付いている種類のものもあります。かごバッグを選ぶ際は、できるだけ中身が見えにくいものを選ぶようにしましょう。
大人っぽいおしゃれなバッグもご紹介してるので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
③がま口バッグ
がま口バッグも、浴衣に似合うバッグとしておすすめです。がま口自体が和風な雰囲気なので、浴衣に合わせやすく、おしゃれな印象になります。大きさも、手に持っておけるタイプのものがたくさん発売されているので、浴衣に対して主張し過ぎることがありません。
使われている布の種類も様々で、麻やちりめんなど、それぞれ雰囲気が違ってきます。自分の気に入った素材や、浴衣の色柄に合わせた種類のものを選ぶようにすると良いでしょう。