スコティッシュフォールドは、日本でも人気がある猫種です。しかし、その特徴的な折れ耳は骨や軟骨が正常に成長しない「軟骨異形成」によるもの。軟骨異形成を持って生まれた猫は「骨軟骨異形成症」という病気を発症するケースもあります。

 もしも、愛猫がそんな病気を患ったら、飼い主として自分はなにをしてあげられるだろうか……。そう悩む方に知ってほしいのが、小太郎くんと暮らしているkotaochanlove(@kotaochanlove)さんの暮らしです。

病と生きる猫・小太郎くん。肥大型心筋症と闘うスコティッシュフォールドと飼い主の絆
(画像=『女子SPA!』より引用)

小太郎くん

 小太郎くんは1歳の頃に骨軟骨異形成症を発症し、その後、肥大型心筋症を患いました。現在、飼い主さんのサポートを受けながら長寿にゃんこを目指しています。

【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

一目惚れした愛猫が1歳で「骨軟骨異形成症」に

 飼い主さんは、とあるペットショップのホームページに載っていた小太郎くんに一目惚れ。

「今のように保護猫の知識もなく、飼うならペットショップしかないと思っていて。精神的に辛かった時期に猫と暮らしたいと思い、お迎えしました」

病と生きる猫・小太郎くん。肥大型心筋症と闘うスコティッシュフォールドと飼い主の絆
(画像=『女子SPA!』より引用)

子猫時代の小太郎くん

 小太郎くんは、おうちで伸び伸びとした姿をたくさん披露。その度に飼い主さんを笑顔にしてくれます。猫との暮らしを心の底から楽しんでいました。

病と生きる猫・小太郎くん。肥大型心筋症と闘うスコティッシュフォールドと飼い主の絆
(画像=『女子SPA!』より引用)

しかし、小太郎くんが1歳になった頃、歩き方に何となく違和感を覚えたため、病院で診てもらうことに。すると、骨軟骨異形成症を発症していたことが判明しました。

「最初はフローリングで痛めたのかもしれないと言われましたが、数日後、あきらかに片足を庇うように歩いていたので再び検査をしてもらい、発覚しました」