妊娠4週目はまだ赤ちゃんがお腹の中に存在していることを実感しにくい時期です。しかし、妊娠4週目には気をつけなければならないことや、母体の変化が様々あります。赤ちゃんを守るためにも、妊娠4週目の変化や注意点をしっかりと学んでおきましょう。
【はじめに】妊娠4週目に入っても実感がない
妊娠四週目というと、それほどお腹が大きくなる時期でもないため、あまり赤ちゃんがお腹の中にいることを実感できないものです。胎動などがあれば赤ちゃんの存在を大きく感じますが、まだまだそのような段階ではないため、赤ちゃんの存在を軽んじてしまい、無茶な行動を取り、流産してしまう人もいます。
実際に妊娠四週目では、妊娠していること自体に気付いていない人も多いです。ちょうど生理周期が一周するころですので、妊娠四週目で生理が来ないことに気付き、産婦人科に行ったり、妊娠検査薬を使用することで、初めて妊娠四週目であることに気付く女性も多いのです。
妊娠四週目で初めて妊娠していることに気付くと、まだ何の準備もできていないため、突然の体調の変化にパニックになってしまう人もいます。何か重い病気なのでは、と疑ってしまう人もいるほどです。
妊娠四週目だということがわかったら、まずは妊娠四週目の時期、体にどのような変化が起こるのか、そしてどのような注意点を守るべきなのかということを知る必要があります。それにより、お腹の中の赤ちゃんを守ることができるようになるのです。
妊娠4週目の変化を知ろう
妊娠四週目というと、まだ妊娠したばかりの時期です。しかし、この時期から母体には様々な変化が訪れるようになります。
妊娠の症状として一番有名なつわりも始まりますし、他にも注意しなければならないことや、体の変化が多く発生するのです。その変化に心がついていけないと、一人で思い悩んでしまうこともあるため、本来であれば妊娠四週目に入る前に、どのようなことが起きるのか勉強をしておくべきです。
妊娠四週目に起きる体の変化には様々なものがありますが、この時期は流産しやすい時期でもあります。そのため、妊娠四週目になる前から、どのような変化が起こるのかをしっかりと把握し、一つずつ対応していくことが大切です。
ではさっそく、妊娠四週目に起こる体の変化を紹介していきたいと思います。つわりにびっくりしたり、赤ちゃんを流産してしまわないためにも、しっかりと読んでおきましょう。
【妊娠4週目の変化①】妊娠超初期症状
妊娠四週目の変化としては、まず妊娠超初期症状が起きることがあります。ただ、これは早い人の場合です。本来、妊娠超初期症状はもっと遅く出るものです。
妊娠超初期症状は生理前の症状と似た症状が現れることが多いです。腹痛や体のだるさ、胸の張りというような症状が現れます。生理前に同じ症状が現れるという人も多いため、妊娠超初期症状だと気付かず、生理前の症状だと勘違いし、妊娠自体に気付かない人も多いです。
妊娠四週目に現れる妊娠超初期症状は、ホルモンバランスの変化によって発生する症状です。妊娠四週目ともなると、赤ちゃんを育てるために体が様々な変化を起こします。
その一つとして、妊娠四週目にホルモンバランスが変化し、妊娠超初期症状が現れるのです。強い腹痛が発生する人もいるため、注意しておきましょう。
【妊娠4週目の変化②】つわりがくることも
妊娠といえば、つわりと言えるほど、つわりは一般的に知られた妊娠時の症状です。ただ、妊娠4週目でつわりを起こすのは、あまり一般的ではありません。つわりは5週目以降に現れる症状だからです。
しかし妊娠4週目でもつわりが現れる人はいます。症状としては、吐き気が一番多く、頭痛や便秘などがつわりの症状として現れることもあるため、注意が必要です。
つわりは妊娠していれば誰でもくるようなイメージがありますが、なかにはつわりがそれほどないという人もいます。つわりには個人差があるのです。
つわりが来ない人もいるのですが、それとは逆に、つわりの症状が極めて重いという人もいます。食事をする気分になれず、体を動かすことが困難なほどの吐き気を感じてしまうのです。どのような人がつわりが重いかというのは判別できないため、こればかりは実際につわりがくるのを待つしか確認する方法がありません。