受講日数が短いヨガスクールは、要注意
近年、ヨガ資格に注目が集まるようになったことで、日本でも全米ヨガアライアンスの認定校の数は急激に増えています。
それ自体は悪いことではありませんが、中には先に述べた基準を守らないスクールが増えています。
例えば、180時間の直接指導(コンタクトアワー)が定められているにも関わらず、スクールでの受講時間が大幅に下回っているケースもあります。
また、スクールによっては体調不良などで欠席した場合に、ビデオ補講を可としているものもあります。
基準を満たしていないスクールで取得した場合、最悪、せっかく取った資格が白紙とならない保証はどこにもありません。
ちなみに、YMCでも14日間の短期で取得できる「バリ島ヨガ留学」を企画しておりますが、基準を満たしたカリキュラムになっておりますのでご安心ください。
そもそも、ヨガの資格を取得をする目的を大事にしよう
本質的な質問ですが、ヨガインストラクターの資格を取得する目的は?と聞かれれば何と答えますか?
ヨガインストラクター養成講座で最も学んで欲しいことは、何よりも安全なクラスづくりです。
はじめてヨガを体験した方が、無理をして身体を痛めてしまったらどうでしょう?
一人でも多くの方にヨガの素晴らしさを伝えたえたいはずなのに、ケガなどさせてしまったら、その方はヨガが嫌いになってしまうかもしれません。
ヨガインストラクターは受講者がケガをしやないよう注意をはらいながら、適切に誘導する技量が必要です。
講師難民に要注意
スクール選びではついつい資格取得だけを目的にしてしまうことがあります。
しかし、そうした場合、卒業後に何をどう教えてよいか分からない講師難民となってしまうケースも多くあります。
受講費用は決して安いものではありません。
ならばこそ、いろいろなスクールを見学し、料金や期間だけでなく、何を学べるのか、事前にカリキュラム内容についてもしっかり調べることをお勧めします。
まとめ
- ヨガインストラクターを目指すなら、今の時代資格は必要です。
- そして、おすすめの資格はRYTの資格です。
しかしながら、絶対に資格は必要かと問われれば、そうとは言い切れません。
なぜなら、ヨガイベントなどの大舞台で活躍しているトップヨガインストラクターの人たちの中には、取得していない人もたくさんいます。
とはいえ、世の中には動き出しに時間がかかる人が多いです。
大切なのは「とりあえず、行動してみる」という身軽さです。
ちょっと興味がある、と思ったらまずはスクールに足をお運びください。 そしていろいろなスクールで話を聞いてください。
たくさんの人と会って、たくさんのお話を聞いた後、自分の気持ちがどんな風に変わっているか、ぜひ確かめてください。
皆さまとお会いできる日を楽しみにしています。
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