ホテル用品はお持ち帰り当然?
ホテルに設備されているアメニティは、基本的に持ち帰ってもOKです。しかし、中には信じられないものまで持ち帰ってしまう宿泊客がいるようです。
先日、Tさんがチェックアウト後の部屋を確認すると、なんと浴衣やドライヤー、ボトルタイプのシャンプーに置き鏡までなくなっていたそうです。宿泊した50代の女性に電話で確認をしたところ、「何も持ち帰っていない」と言い張り、おまけに「証拠はあるのか」と逆ギレされたそうです。
ホテルの備品なら何でも持ち帰って良いとでも思っている人がいるようですが、それでは泥棒と同じになってしまいます。
接客態度が悪い!ホテル代値引き要求
若い男女グループのチェックアウト時のエピソードです。何の前触れもなく、「ホテルスタッフの接客態度が気に入らないからホテル代を値引きしろ」と要求してきたそうです。Kさんが「どんなスタッフがいつどのように失礼な態度で接したのか」と尋ねても、何ひとつ明確な返事がなく、とにかく値引きしないとホテル代を払わないと言い続けました。
Kさん一人では対処できず、上司と一緒に丁重に値引きをお断りしたところ「このホテルの口コミ、さんざん悪評書いてやろうぜ」など、罵声を浴びせながら帰っていきました。
ありもしないクレームで宿泊費を巻き上げようとするなんて、とても非常識ですね。
ホテルはマナーとルールを守って利用しよう
「お客様は神様」という言葉もよく耳にしますが、客という立場を悪用して無理難題を押しつけるお客様には困ってしまいますよね。ホテルに宿泊する際は、マナーをきちんと守り、良識を持って利用しましょう。
文・大谷りえ
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