貯める&備える
2020/01/16

がん保険は掛け捨てタイプと貯蓄タイプどちらにすべき?

(写真=Cozine/Shutterstock.com)
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テレビでがん保険のCMを見るたびに、そろそろ加入しておいた方が良いのかも、と感じている方もいらっしゃると思います。ネットで調べるといろいろな商品がありますね。保障は大切だけど保険料もできれば押さえたいですから、しっかり検討しましょう。がん保険には解約返戻金のない掛け捨てタイプと、健康給付金や解約返戻金のある貯蓄タイプがあります。それぞれの違いについて解説します。

そもそもがん保険は必要?入るべき?

(写真=Zanna Lecko/Shutterstock.com)

がん保険では、がんと診断されたときや、所定のがん治療を受けた時に給付金を受け取ることができます。がんにかかったときだけ保険金が支払われるがん保険ですが、加入しておいた方がいいのでしょうか?

じつは、がんは生涯で2人に1人はかかると言われている身近な病気です。20歳の方が40歳までにがんにかかる確率は男性0.9%、女性2%ですが、40歳の方が60歳までにかかる確率は、男性7%、女性9%となり、男性も女性も50歳ころから増加します。

治療費が高額になったり、治療期間が長期になる場合もあるので、加入している他の保険の保障内容などを確認して、心配なら加入したほうが良いでしょう。

掛け捨てと貯蓄型の特徴比較

(写真=PIXTA)

掛け捨てタイプと貯蓄タイプの特徴の違いを比較してみましょう。

掛け捨てタイプ

メリット
  • 貯蓄タイプに比べて保険料が安い。
  • 貯蓄タイプより安い保険料で、大きな保障を準備しておくことができる。
  • がんにかからなかったときに受け取れる給付金や解約返戻金がないので、解約のタイミングを気にせず見直しがしやすい。
デメリット
  • 解約した場合に解約返戻金はないかあってもごくわずか。
  • 保険期間が「5年」、「10年」などの定期型のがん保険は、保険期間が満了するときに更新して継続するか、新しいがん保険に切り替えるか検討する必要があり、保険料が上がる可能性がある。

貯蓄タイプ

メリット
  • 保障と同時に貯蓄・運用ができる
  • 契約者貸付や保険料自動振替貸付を利用できる場合がある
デメリット
  • 貯蓄タイプに比べて保険料が高い
  • 解約するタイミングによって、積み立て分の全額は受け取れないので見直しがしづらい

掛け捨てタイプのがん保険3選

(写真=Monster Ztudio/Shutterstock.com)

掛け捨てタイプのがん保険を3つご紹介します。

1)アフラック:生きるためのがん保険Days1

治療中はもちろん、診断されたときや再発したときにも一時金を受け取れ、しっかりと保障が受けられます。

40歳女性の場合
保険料払込期間・保険期間:終身 
保険料(スタンダードプラン):5,159円
保障内容 :診断給付金、入院給付金、通院給付金、手術や放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療、がん先進医療などの給付金を受け取ることができます。病気の解説や治療についての相談・情報提供サービスを利用できます。

2)FWD富士生命:新がんベスト・ゴールドα

がん診断給付金は、再発しても2年ごとに何度でも受け取れます。最高で300万円の一時金を受け取ることができます。

40歳女性の場合
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料:4,723円(悪性新生物診断給付金300万円のみ)
保障内容
がん診断給付金のみを選ぶことができます。がん先進医療給付金、がん先進医療一時金、上皮内がん診断給付金、抗がん剤や放射線治療給付金、女性がんの給付金、などの特約は選択して付加できます。

3)ライフネット生命:がん保険ダブルエール

治療が長引く場合でも安心できる保障内容です。

40歳女性の場合
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料:6,073円
保障内容(プレミアムタイプ、がん診断一時金100万円)
がん診断一時金は50万円ごとに設定できます。診断一時金の支払回数は1度だけになりますが、翌年からの収入ダウンをサポートしてくれる特約を付加できます。家事代行や外見のケア、セカンドオピニオンなど、仕事との両立に役立つサービスを紹介してもらえます。

現在加入している医療保険などがある方は、その保障内容を確認して、無理のない保険料で続けられるように検討しましょう。

貯蓄タイプのがん保険3選

(写真=interstid/Shutterstock.com)

貯蓄タイプのがん保険を3つ紹介します。

1)東京日動あんしん生命:がん診断保険R

がんにかからなかった場合は、70歳になったときに主契約の保険料相当分を戻してもらえます。診断給付金を受け取った場合は差額分を受け取ることになります。

40歳女性の場合
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料:3,565円(診断給付金100万円タイプ)
保障内容
診断給付金は2年に1回を限度として何回でも受け取ることができます。70歳までに払い込んだ保険料相当分を受け取った後は、保険料はそのままで掛け捨てのがん保険となり、保障は継続します。

2)アクサダイレクト生命:がん終身

がん診断給付金とがん入院給付金が基本の保障です。必要な保障は特約で選ぶことができます。

40歳女性の場合
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料:4,560円(入院給付金1日につき10,000円)
掛け捨てタイプのがん保険ですが、がん無事故給付金特約を付加すると、3年ごとに5万円または10万円を受け取ることができます。がん診断一時金は、上皮内がんの場合でも同額を受け取れます。

3)SONPOひまわり生命:リンククロスピンク

女性に多いがんなどを保障する女性専用のがん診断保険です。

40歳女性の場合
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料:3,350円
保障内容
女性特定がん診断給付金80万円、がん診断給付金20万円、がん無事故給付金を2年ごとに5万円、これらの保険金を受け取ることができます。

受け取ったがん無事故給付金などは、一部を人間ドックなどの費用にあてると、健康維持に役立つのではないでしょうか。

気になる人は資料請求から

(写真=PIXTA)

医療費が高額になる場合には、高額療養費制度の適用で自己負担額は軽減されますし、会社員の方なら、健康保険から傷病手当金がもらえます。がん保険は必要なかったという場合もありますが、がんにかかったときのことが心配で、がん保険が気になっている方は加入を検討すると良いのではないでしょうか。まずは資料請求して納得のいくがん保険を選んでください。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)

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