貯める&備える
2018/06/07

年収300万円「おひとりさま」の年金はいくら?老後までに必要な貯蓄額は?

(写真=milatas/Shutterstock.com)
(写真=milatas/Shutterstock.com)
老後が何となく不安……そう思っている人は多いことでしょう。老後に対する不安を完全になくすのは難しいですが、減らすことはできます。その方法とは、老後が不安な理由を明確にすることです。

老後赤字になる金額はいくら?

2017年に総務省が行った「家計調査報告」によると高齢夫婦世帯の1ヵ月あたりの支出額は約26万円、高齢おひとり様世帯の1ヵ月あたりの支出は約15万円といわれています。それに対して、年金はいくらもらえるでしょうか。自分の年金額を計算してみましょう。以下は、簡易的な計算方法ですが、おおよその年金額を簡単に試算できます。

老齢基礎年金(国民年金)

2万円×加入年数

老齢厚生年金(厚生年金)

加入期間中の平均年収×0.55%×厚生年金加入年数

平均年収300万円でもらえる年金はいくら?

もし22~65歳まで平均年収300万円として会社員として働き、国民年金は20歳から納めたとすると、もらえる年金額は下記のようになります。

老齢基礎年金(国民年金)

2万円×40年(20~60歳)=約80万円

老齢厚生年金(厚生年金)

300万円×0.55%×43年(22~65歳)=約70万9,500円

老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計

80万円+70万9,500円=約150万円

このケースでは年間約150万円、1ヵ月あたり12万5,000円がもらえる年金額というわけです。おひとり様世帯の場合であれば、支出が約15万円でしたので、毎月2万5,000円程度不足することになります。

老後の不足額はいくら?

仮に65歳まで働き、寿命が90歳とすると、2万5,000円×12ヵ月×25年(65~90歳)=750万円が不足するという計算になります。

さっそく老後対策をはじめよう

老後の不足金額が分かりましたから、今からこの金額を用意し始めれば良いのです。逆算すれば毎月の積立額を求めることができます。iDeCoやNISAなど、税制優遇制度がありますから、それらの制度を有効活用して老後対策を行いましょう。今から老後にむけて準備をすれば、老後不安はずいぶん和らぎますよ。

文・前田菜緒(1級ファイナンシャルプランナー)

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