楽天証券のつみたてNISAは「商品数の多さ」「楽天スーパーポイントとの相性の良さ」などの魅力が満載!

今回は、楽天証券のつみたてNISAの魅力とつみたてNISAにおすすめの投資信託商品の紹介、つみたてNISAの始め方について解説します。

また、楽天証券のつみたてNISAで楽天スーパーポイントを使う方法と楽天スーパーポイントを多く貯めるテクニックもまとめました。

楽天証券のつみたてNISAがおすすめの理由6つ

楽天証券のつみたてNISAは、数あるつみたてNISAの中でもおすすめのサービスです。その理由を6つにまとめましたので、順番に解説します。

楽天証券のつみたてNISAがおすすめの理由
  • 商品数は150本以上と選択肢が豊富
  • 「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も可能
  • 積立時に楽天カードを使うと楽天スーパーポイントが貯まる
  • 通常ポイントはつみたてNISAの投資に使える
  • 楽天カードで投資信託を積み立てると4,000ポイント貯まる
  • 利用方法の工夫でSPUの倍率がアップ!

1.商品数は150本以上と選択肢が豊富

楽天証券のつみたてNISAは、投資信託商品数が177本(※2021年6月23日時点)あり選択肢が豊富です。

つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁が定めた要件を満たした長期の積み立て・分散投資に適した商品ばかり。これだけの数がそろっていれば自分の意向に沿った投資信託商品も見つかりやすいでしょう。

2.「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も可能

楽天証券のつみたてNISAで特徴的な点は「毎日積立」が可能な点です。他社のつみたてNISAは、一般的に「毎月積立」ですが、楽天証券なら「毎日積立」「毎月積立」どちらも選べます。

・毎日積立:1営業日ごとに積み立てをする仕組み ・毎月積立:月1回自分の好きな日にちを積立日にできる仕組み

年2回までボーナス設定月を決め、特定の月に買い付け額を増やすことも可能です。

3.積立時に楽天カードを使うと楽天スーパーポイントが貯まる

積立時に楽天カードで支払うと楽天スーパーポイントが貯まる点も楽天証券のつみたてNISAをおすすめする理由の一つです。

ハッピープログラム制度により楽天スーパーポイントは、つみたてNISAの残高10万円ごとに毎月4ポイント付与されます。

つみたてNISAの残高が増えれば増えるほど付与されるポイントはアップ。残高上限の800万円(1年40万×20年)まで積み立てると毎月320ポイント(4×80)貯まる計算です。

4.通常ポイントはつみたてNISAの投資に使える

楽天スーパーポイントは、「通常ポイント」「期間限定ポイント」の2種類があります。通常ポイントは、1ポイント1円換算でつみたてNISAの投資にも使用可能です。

楽天市場での買い物が多い人や楽天カードを持っている人は、通常ポイントが貯まりやすく、つみたてNISAに回せるポイントもより多くなります。

5.楽天カードで投資信託を積み立てると4,000ポイント貯まる

投信積立では楽天カードクレジット決済での引き落としが可能です。投信積立をすることによりポイントが貯まるのはうれしいですね。

楽天カードを利用してつみたてNISAの積立代金を支払うと100円につき1ポイントが付与されます。

年間40万円の枠上限まで積み立てると年間で4,000ポイント貯まる計算です。貯まるポイントは通常ポイントなので、貯まったポイントをさらに毎月のつみたてNISAに利用することもできます。

6.利用方法の工夫でSPUの倍率がアップ!

楽天証券で「楽天ポイントコース」を設定し、楽天スーパーポイントを500円分使って投資信託を購入するとSPU倍率が+1倍になります。

つみたてNISAとは別に楽天ポイント投資(ポイント運用型)を利用することで楽天グループの買い物時に、ポイントがさらに貯まります。

SPU分で得られるポイントは、期間限定ポイントなのでつみたてNISAへの投資には使用できません。しかし、楽天市場での買い物に利用したりローソンなどのコンビニで買い物する際に楽天Pay経由で支払うなどの使い道があります。

楽天証券のつみたてNISAおすすめの投資信託10商品

(画像=naka /stock.adobe.com)

では、実際に楽天証券のつみたてNISAでおすすめの投資信託を10商品紹介します。表にある商品はいずれも100円からの積立が可能で積立債投資型の商品ばかりです。

投資信託名 純資産 手数料 積立 100円
投資
再投資
eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)
約 4767.84億円 0.0968%
楽天・全米株式
インデックス・ファンド
約 2918.85億円 0.162%
eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
約 2042.16億円 0.1144%
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
約 2163.40億円 0.1023%
楽天・全世界株式
インデックス・ファンド
約 1018.81億円 0.212%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
約 2946.15億円 0.1023%
ひふみプラス 約 4671.47億円 1.078%
iFree 日経225
インデックス
約220.43億円 0.154%
ニッセイ日経225
インデックスファンド
約 1919.75億円円 0.275%
eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
約 1001.18億円 0.154%
※総資産の金額:2021年6月23日時点


世界各国や先進国・新興国に投資する投資信託をバランスよくピックアップしました。中には資産の時価総額を表す純資産は前年比+100%を超えているものもあり、好調のようです。

商品の特性上、つみたてNISAではバランスの良いポートフォリオを組んで分散投資を行うことが重要です。表の中で特におすすめの投資信託は以下の3本です。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • ひふみプラス
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
手数料が低く抑えられており、初心者がポートフォリオに組み入れやすいおすすめの投資信託です。
・ひふみプラス
国内株式を中心としつつも、国内外に分散投資をしている投資信託。国内株式の投資信託をポートフォリオに組み入れたい場合に、第一の選択肢として検討したい商品です。
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
日本を除く世界各国の株式へ分散投資をしている投資信託。ポートフォリオに組み入れることで、よりバランスの取れた分散投資が可能です。

楽天証券でつみたてNISAを始めよう!口座開設の手順

(画像=SB /stock.adobe.com)

楽天証券でつみたてNISAを利用するには、口座開設が必要です。楽天証券の口座開設ページから手続きを順番に進めましょう。

楽天会員の場合と楽天会員でない場合で登録を進めるボタンが分かれているため、自分の状態がどちらかを確認してボタンをクリックします。その後の手続きは、以下の流れとなります。

投資信託がおすすめな理由
  • メールアドレスの登録
  • 本人確認
  • 楽天口座開設の申し込みフォームに必要情報を入力
  • ログイン情報が届いたら楽天証券にログイン
  • マイナンバーを登録

本人確認では、本人確認書類が必要となるため、以下いずれかの書類を事前に準備しましょう。

本人確認書類の用意(下記のいずれか
  • 住民票の写し・印鑑登録証明書
  • 個人番号カード(表面のみ)
  • 各種健康保険証
  • パスポート
  • 在留カード・特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード

ログイン情報が届いたあと、楽天証券にログインしマイナンバーの登録が完了するとつみたてNISAが利用可能になります。

つみたてNISAで100円から可能!毎日積立の始め方

つみたてNISAは、基本的に以下の流れで積み立ての注文を出します。

投資信託がおすすめな理由
  • 楽天証券の「NISA・つみたてNISA」タブを選択
  • 積み立てをする投資信託を指定
  • 積立注文画面で積立タイミングや積立金額を指定するが、このとき積立タイミングを「毎日」と指定
  • ファンドの目論見書や約款を閲覧する
  • 注文内容確認画面で積立タイミングが「毎日」になっていることを確認
  • 積立設定完了

毎日積立の指定は積立注文画面で行います。積立タイミングを切り替えることにより、毎営業日つみたてが実行されるようにしましょう。

毎日積立に変更しても年間の積立上限40万円は変わらないため、上限を超えないよう指定金額に注意しましょう。

毎日の積立金額の上限を割り出す計算式は、<40万円÷その年の営業日数>です。

積立注文画面で注文内容によって年間積立額がどうなるか表示されるため、確認しておけば問題ありません。
藤森みすず(フリーランスライター)

つみたてNISAで楽天スーパーポイントを使う方法

つみたてNISAで楽天スーパーポイントを使って投資をするには、ポイントコースを「楽天スーパーポイントコース」に変更しなければなりません。

投資信託がおすすめな理由
  • 楽天証券トップページ右上にある「設定・変更」(人型のアイコン)にカーソルをあわせてメニューを表示し、「ポイント設定・SPU」をクリック
  • ポイントコースが設定できる画面になったら、STEP1の部分でポイントコースを「楽天スーパーポイントコース」に設定する

こうすることで楽天スーパーポイントをつみたてNISAの積立時にも利用できるようになります。

楽天スーパーポイントを貯める3つのテク

(画像=siro46 /stock.adobe.com)

最後に、つみたてNISA(または楽天証券)を利用して楽天スーパーポイントを多く貯めるテクニックを3つ紹介します。

1.月1回500円以上のポイント投資でSPU+1倍
楽天スーパーポイントコースを変更した画面ではSTEP1の続きにSTEP2があり、STEP2では楽天ポイント投資を始める設定ができるようになっています。

楽天ポイント投資を毎月500円以上行うよう設定するとSPU+1倍の条件を達成することが可能です。月1回のポイント投資は、500ポイント投資としても良いですし1ポイント+499円で合計500ポイント投資とするのも可能です。

1回の投資で500円以上の金額を指定すれば、条件達成です。
2.楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定でSPU+1倍
楽天カードと楽天銀行の口座を持っているなら、楽天カードの利用料金の引き落とし先を楽天銀行に設定するだけでSPUが+1倍になります。

楽天カードと楽天銀行の口座を持っていない場合は、楽天証券の口座開設と同時進行で済ませておきましょう。特に楽天カードを使ったつみたてNISAは、楽天スーパーポイントが付与されます。

楽天スーパーポイントをより多く貯めたい場合は、楽天カードだけでも作っておきましょう。
3.楽天カードを使って積立投資で積立金額の1%のポイント付与
楽天カードからつみたてNISAの積立額を引き落とすように設定しておくと、積立金額の1%分ポイントが付与されます。

年間の上限金額40万円まで楽天カードを使って積み立てると年間4,000ポイントが得られてお得です。

100円からの積み立ても可能!メリットが多い楽天証券のつみたてNISA

楽天証券のつみたてNISAは、おすすめポイントが多く100円という少額からの積み立ても可能な金融商品です。

同じグループの楽天カードや楽天市場をよく利用するユーザーならさまざまなメリットを享受できるでしょう。また、楽天銀行のつみたてNISAとともにポイントを運用するタイプの楽天ポイント投資を毎月500円以上続けるのもおすすめです。

SPU+1倍となり楽天グループでの買い物でより多くのポイントを獲得できます。長期投資としてつみたてNISAを利用するなら目標額を決めて少額からでも始めてみてください。

楽天カードから定期的に引き落とすように設定しておけば、知らないうちにしっかりと積み立てが進むでしょう。

楽天のつみたてNISAについて Q&A

Q

A
楽天のつみたてNISAはいくらから始められる?
100円という少額から始めることができます。同じグループの楽天カードや楽天市場をよく利用するユーザーならさまざまなメリットを享受できるでしょう。

Q

A
楽天のつみたてNISAの商品数はどのくらい?
投資信託商品数が177本(※2021年6月23日時点)あり、選択肢が豊富です。つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁が定めた要件を満たした長期の積み立て・分散投資に適した商品ばかり。これだけの数がそろっていれば自分の意向に沿った投資信託商品も見つかりやすいでしょう。

Q

A
楽天カードを持っているとどんなメリットがある?
積立時に楽天カードで支払うと楽天スーパーポイントが貯まります。ハッピープログラム制度により楽天スーパーポイントは、つみたてNISAの残高10万円ごとに毎月4ポイント付与されます。つみたてNISAの残高が増えれば増えるほど付与されるポイントはアップ。残高上限の800万円まで積み立てると毎月320ポイント貯まる計算です。

Q

A
楽天スーパーポイントはつみたてNISAの投資に使える?
楽天スーパーポイントは、「通常ポイント」「期間限定ポイント」の2種類がありますが、そのうち通常ポイントは、1ポイント1円換算でつみたてNISAの投資にも使用可能です。楽天市場での買い物が多い人や楽天カードを持っている人は、通常ポイントが貯まりやすく、つみたてNISAに回せるポイントもより多くなります。

大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。FX・保険・不動産・フィンテックなど、金融に関する記事を多く手掛ける。
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。FX・保険・不動産・フィンテックなど、金融に関する記事を多く手掛ける。

【こちらの記事も読まれています】
つみたてNISAにおすすめの口座ベスト3
FP直伝!つみたてNISAの選び方3つのポイント
つみたてNISAの商品はどう選ぶ?FP厳選おすすめ商品3つ
つみたてNISAで投資初心者におすすめの証券会社はどこ?5社
NISAとiDeCoはどちらがお得?特徴や違いをFPが解説