効果的な営業メールを出す4つの手法
ここからは、実際に営業メールを効果的なものにする方法を紹介します。
どんな営業メールが目を惹くのか、研究していきましょう。
1.件名は課題解決を伝える文言にする
件名は、先方企業の課題を解決するような文言にしましょう。
例えば、下記のような件名がおすすめです。
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セミナーやイベントの案内であれば、メールタイトルに開催日と場所を入れておくとよいでしょう。
時間の都合がつけられる企業であれば、優先的に開封してもらえる確率が上がります。
また、どんな課題に悩む企業と相性のいいサービスか、件名に記しておくこともおすすめです。
まさにその課題に悩んでいる人がいれば、興味を持ってくれるでしょう。
まずは件名で興味を惹けるよう、アレンジしてみることをおすすめします。
2.本文は分かりやすく簡潔にまとめる
本文は、分かりやすく簡潔にまとめます。
たとえ伝えたいことがたくさんあっても、長々と書くのは逆効果です。
「何が言いたいのか分からない」「長すぎるあまり、読む気持ちがなくなってしまった」というケースもあります。
具体的には、下記のことを意識しておくと効果的です。
- 全体の文字量は500文字程度に収める
- 1文は30~35文字程度にして短くする
- 箇条書きやチェックボックスを使って視覚的に分かりやすくする
- 適宜改行を入れて読みやすくする
文章が分かりやすいメールであれば、最後まで読んでもらえる確率も上げられます。
3.どんなアクションをしてほしいか明確にする
メールを読んだ先方担当者が、最終的にどんなアクションをするのが望ましいのか、記載しておきましょう。
営業メールにはさまざまな種類があり、代表的なアクション例として、下記のようなものが上げられます。
- 自社にメールや電話で問い合わせてほしい
- 資料請求をしてほしい
- セミナーやイベントに参加申し込みをしてほしい
- 直接商品の購入をしてほしい
メッセージの最後に、「資料請求を受け付けております」など求めるアクションの内容を記載しておくのが分かりやすいでしょう。
せっかく興味を持ってくれても、アクションにつながらなければ意味がないため、特に注意したいポイントです。
4.他のアプローチ手法と合わせるとより効果的
メールに加えて、他のアプローチ手法と組み合わせていくことも効果的です。
代表的なものとして、「先日メールを送らせていただきましたが、お手元届いておりますでしょうか」と電話する方法があげられます。
また、先に電話をしておいて、「この後すぐメールを送らせていただきます」と伝えるのもよいでしょう。
1社に対し複数回アプローチのチャンスが作れれば、その分可能性も上がります。
一度で獲得できなかったからと諦めず、繰り返し接点を作るよう心がけましょう。