2020年はオリンピックイヤーですが、初登場となる競技サーフィンにも注目が集まっています。サーフィンというと太平洋の大波を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、日本海もサーフィンが楽しめるスポットがあります。新潟市にある初心者OKの波乗りスポットとサーフグルメを紹介します。

日本海気圧配置で見極める新潟サーフシーズン

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)

秋から冬がおすすめ!荒波のはざまを狙おう

新潟の日本海というと、冬の荒波を想像する人が多いかと思います。西高東低の冬型の気圧配置になると、新潟県と群馬県の県境近くの山間部では雪が降り、海は大荒れになることもあるため、冬にはイメージ通りの荒波となります。

ですが、この冬型の気圧配置が日本海サーフィンのおすすめシーズン。低気圧がやってくると、日本海は大波となってうねりが立つので、サーフィンにぴったりなんです。秋から冬の大荒れになる前と、大荒れがちょっと落ち着いた冬の後半が狙い目とされています。

春から秋も天気図によっては波乗りが存分に楽しめる

春から秋、西高東低の気圧配置が少なくなるとともに、日本海には波のある日が少なくなります。ただし、低気圧がやってきて北風が吹きだすとうねりが出て波が立つため、春から秋でもサーフィンが楽しめます。

新潟市の沖合には佐渡島があるので、北風から生まれやすく、波に北うねりが入りやすくなっています。

初心者やビジターでも楽しめるサーフスポット2選

風光明媚な新潟には、手つかずの自然が広がりサーフスポットも点在しています。ここでは、新潟でメジャーなサーフィンスポットを2つご紹介しましょう。

五ケ浜(五ケ浜第2駐車場付近)

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(画像=CHIRI 五ケ浜、トリップノートより引用)

最寄りのインターは、北陸自動車道巻潟東IC。そこから、車でおよそ30分でアクセスできます。こちらの海の特徴としては、インサイドからアウトまでボトムはサンド(海底が砂になっていること)。小波なら初心者から、ビッグウェイブは上級者も存分に楽しめます。

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)

波は、北~西向きの風でサイズアップ。秋~冬、その他のシーズンでも低気圧が発生すると波乗りが楽しめます。沖にはテトラポットがあるので、波の強いときは初心者は注意が必要。また流れが強くなることもあります。

■レベル:初心者~上級者
■トイレ・シャワーなどの設備:近くにトイレあり、シャワー・水道なし、駐車場完備