岐阜県といえば、飛騨高山や白川郷などの観光地がよく知られていますが、岐阜市にも見ておきたいスポットがあります。古い町並みが素敵な川原町、長良川の鵜飼、温泉、歴史ある建物・・・。岐阜市を訪れたら足を運びたい、おすすめの観光スポットをご紹介します。
1. 川原町
長良川沿い、湊町・玉井町・元浜町あたりの町並みは「川原町」とよばれ、格子戸の町家が軒を連ねるノスタルジックな古い町並みが続いています。伝統工芸や和菓子を扱うお店にくわえ、最近はこれらの家屋を利用したお洒落なレストランやカフェ、雑貨屋さんも増え、岐阜市観光では欠かせないエリアに。長良川の鵜飼を見学する前にぶらりと立ち寄りたい。
2. ぎふ長良川鵜飼
国の重要無形民俗文化財に指定されている、岐阜市の夏の風物詩。鵜匠が鵜をあやつり鮎をとる古典的な漁法で、毎年5月11日から10月15日まで開催しています。
前日までの予約で乗合船による鵜飼の見学ができます。食事を終えてから乗船しても、もちろん良いのですが、好みのお弁当を持参して、船上で頂くのも楽しい思い出になります。鵜飼船の予約時にお茶とお弁当付きの申し込みをすることも可能です。
真っ暗な闇のなか、真っ赤にもえる篝火(かがりび)を川面にうつし繰り広げられる鵜飼をぜひ一度、間近でみてみたいですね。
遠目なので、鵜飼そのものの迫力は感じられませんが、橋の上や長良橋上流側北岸の、長良川プロムナードからも鵜飼の雰囲気は、楽しむことができます。
3. 長良川うかいミュージアム
1300年もつづく長良川鵜飼の歴史や価値を紹介する施設。長良川鵜飼は毎年5月11日から10月15日までと期間が決まっていますが、この施設では、オフシーズンの土日祝には匠による鵜飼の実演が行われ、鵜飼に触れることができます。館内には映像や音楽、照明によって鵜飼の魅力を伝えるガイダンスシアターをはじめとする施設が充実。金華山と長良川をのぞむ景観ラウンジも。
4. 長良川温泉
にっぽんの温泉100選に5年連続で選出され、2017年温泉総選挙の「女子旅部門」でも一位に輝いた長良川温泉。単純鉄冷鉱泉で、神経痛、五十肩など健康増進によいことで知られています。
長良川のほとりにあり、源泉は三田洞神仏温泉で、7軒のホテルや旅館が点在しています。ホテルパークや長良川観光ホテル石金など日帰り温泉が楽しめる宿もあるので、事前に確認をして温泉を楽しみたい。また長良川観光ホテル石金には鵜飼船をかたどった足湯、十八楼には手湯があり、どちらも無料で楽しめます。
5. 岐阜シティ・タワー43
JR岐阜駅の目の前に建つ、高さ163mの高層ビル。2〜4階にはレストランやショップなど商業施設がはいっており、最上階の43階にはスカイレストランと、無料で利用できる展望室があります。展望室からは金華山や長良川、天気がいい日には名古屋のほうまでのぞむことができ、素晴らしい大パノラマを楽しむことができます。
6. 岐阜大仏
奈良の大仏、鎌倉の大仏とならんで日本三大仏のひとつとして数えられることもある、岐阜大仏。高さは13,63mと巨大で、奈良の大仏が14.98mということからもその迫力がわかり、乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。お寺自体は小さなお寺ですが、岐阜大仏を見るだけでも行く価値はあります。