香川県の県庁所在地で、四国を代表する経済・交通の要所として賑わう高松市。瀬戸内海に面する高松港や屋島(やしま)をはじめ、日本随一の大名庭園、さらにおしゃれなグルメやショッピングスポットなど、見どころ満載です!今回は、初めての方でも十分に観光とグルメを楽しめる、おすすめスポットとお店を厳選してご紹介します。

高松ってどんなところ?

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

高松市は香川県のほぼ中央部に位置する町。観光の拠点となるJR高松駅周辺や小豆島(しょうどしま)、直島(なおしま)へのアクセスに便利な高松港周辺には、ホテルがあるほか、その南側に広がる「高松丸亀町商店街(たかまつまるがめちょうしょうてんがい)」には、飲食店や雑貨店などが集まっており、観光やグルメ、ショッピングを楽しめます。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

高松市内までは鉄道の場合、岡山駅からJR瀬戸大橋線の「快速マリンライナー」を利用するのがおすすめ。約1時間で高松駅までアクセスできます。また高松空港からは、空港リムジンバスが出ており、約45分で高松駅に到着。航空機の到着に応じて運行しています。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

高松市内を散策するなら、ことでんを利用するのがおすすめ。高松駅から歩いて3分のところにある「高松築港(たかまつちっこう)駅」から琴平と長尾方面の2路線で運行しており、繫華街・丸亀町方面へのアクセスに便利な「瓦町(かわらまち)駅」や「栗林公園(りつりんこうえん)駅」へ向かうのに便利です。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

また瀬戸内海の絶景を楽しめる「屋島(やしま)」へは、瓦町駅からことでん志度線に乗り換えて約15分、琴電屋島(ことでんやしま)駅で下車した後、シャトルバスを利用するのがおすすめ。約10分で屋島山上(やしまさんじょう)へ行けます。1日電車が乗り放題の「1日フリーきっぷ」など、お得なきっぷも発売しているので、ぜひチェックしてみて。

【ことでん1日フリーきっぷに関する情報】
<お問い合わせ>
087-863-7300(ことでん運輸サービス部・平日9時~17時)
<有効期間>
1日間
<料金>
おとな1,250円、こども630円
<主な発売箇所>
ことでん高松築港駅、瓦町駅、栗林公園駅など全有人駅
※詳細は公式HPでご確認ください。

## 【1】日本随一の大名庭園!高松を代表する特別名勝「栗林公園」
【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

高松市内の中心部で四季を感じられる日本庭園「栗林公園(りつりんこうえん)」。江戸時代前期に当時の領主によって、紫雲山(しうんざん)を背景に造園されたスポットで、昭和28年に国の「特別名勝」に指定されました。さらにミシュラン・グリーンガイドで三つ星として紹介されるなど、世界からも注目を集めるスポットです。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

見どころは、園内の西側にある飛来峰(ひらいほう)から眺められる南湖(なんこ)の風景。園内随一のビュースポットで、紫雲山を背景に栗の木を使った「偃月橋(えんげつきょう)」や南湖、掬月亭(きくげつてい)を一望できます。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

また南湖周辺を散策するだけでなく、周遊和船(しゅうゆうわせん)に乗って散策するのもおすすめ。約30分間船頭さんの解説を聞きながら、違った角度で園内のスポットを鑑賞できます。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

栗林公園では、季節限定のイベントも開催しています。毎年3月下旬から4月上旬にかけて「春のライトアップ」が開催され、美しい夜桜を鑑賞できるほか、11月下旬には「秋のライトアップ」も開催。昼とは違う趣で紅葉を楽しめます。

「掬月亭」で抹茶と風情ある景色を楽しもう!

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

園内の散策で立ち寄りたいスポットのひとつが南湖のほとりにある「掬月亭(きくげつてい)」。歴代藩主が大茶屋としてこよなく愛した建物で、抹茶や菓子を味わえるほか、建物内を見学することもできます。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

お茶席では、抹茶または煎茶(税込500円)と和菓子のセットを提供。和菓子は季節によって異なるものの、地元・香川の和菓子店で作った栗のお菓子や生菓子を味わえます。南湖を眺めながら優雅なお茶時間を楽しんでみて。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

お茶を味わった後は、建物内を見学しましょう。17世紀に建てられた茶屋風建物で開放的な中庭と、南湖の風景を眺められるお部屋があり、心地よい風と鳥のさえずりを感じながら、有意義な時間を過ごせます。

【2】歴史ある建物で讃岐×イタリアンの料理を味わえる「Garden Cafe RITSURIN」

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

栗林公園には散策を楽しめる場所だけでなく、香川の食材を使った料理を味わえるお店があります。「Garden Cafe RITSURIN(ガーデン カフェ リツリン)」は、明治時代に建てられた商工奨励館・西館にあるカフェレストラン。香川県から「さぬきダイニング」に認定されたお店で、香川県産の食材を使ったイタリアンなど、多彩なメニューを味わえます。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

主菜でおすすめの一品が「讃岐高瀬(さぬきたかせ)の茶うどん ジュレ仕立て ガーデンカフェ栗林風」。香川県西部・三豊市(みとよし)の高瀬茶(たかせちゃ)を練り込んだ細麺のうどんに醤油を効かせた洋風のジュレをトッピング。ミルクまたは小豆島産のオリーブオイルがアクセントとなって、絶品ですよ。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またスイーツでおすすめの一品が、「讃岐八十場(さぬきやそば)ところてんの瀬戸内レモンアイス添え」。坂出(さかいで)市にある江戸時代創業の老舗「八十場のところてん」に瀬戸内レモンのアイスをトッピング。酸味が効いてサッパリとした風味を味わえるほか、柚子蜜(ゆずみつ)をかけると上品な甘さを楽しめます。

【3】香川の特産品が目白押し!アンテナショップ「かがわ物産館 栗林庵」

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

栗林公園の東門のそば、無料エリアにある「かがわ物産館 栗林庵(りつりんあん)」。香川県民なら誰もが知る定番商品からお菓子、食材、雑貨など、香川県の特産品を取り扱うアンテナショップで、お土産に最適な商品が手に入ります。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

店内では、讃岐うどんをはじめ、小豆島産のオリーブやいりこなどの食品を取り扱っています。坂出市内にあるうどん店「日の出製麵所」の讃岐うどん(3人前・税込1,080円)や、小豆島産のオリーブとレアシュガースウィートを使った「オリーブアーモンドペースト」(1個・税込918円)などがおすすめです。

【香川】四国の玄関口・高松で行きたい!おすすめスポット・お店12選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

またお菓子では、栗林公園の名にちなんで「献上栗(けんじょうくり)」と呼ばれる和菓子を販売。高松藩が将軍家に栗を献上したことにちなんだお菓子で、栗をイメージした生地の中に栗あんが入っており、上品な甘さを味わえます。この他にも、栗林庵オリジナルのクッキーやうどん、タオルハンカチ、ブローチなども販売しています。