会社の上司や同僚に、いつも嫌味ばかり言っている人はいませんか?そんな嫌味ばかりの人と付き合うのは、本当に面倒くさいですよね。でも、人付き合いを避けて通れないのも辛いところ。そんなお悩みのあなたに、嫌味を言う人の心理や特徴、対処法をお教えします。

嫌味ばかりの上司や同僚…一体どうすればいい?

会社の上司に書類を提出すれば、「なんだこの書類は!こんなんでよく働いてるなんて言えるな!」と嫌味を言われ、同僚からも日々「楽な仕事ばかりでいいわね~」と嫌味ばかり…。

当然のことながら、嫌味を言われ続けて気分がよくなる人はいません。自分が精一杯取り組んでいることや、どうしようもないことで嫌味を言われたら、なおさらイヤになってしまいます。

嫌味は聞きたくない…という心理は誰しも同じだと思いますが、それでも嫌味を言う人は、一体どんな心理なんでしょうか?

まずは、嫌味を言う人の心理や特徴を知りましょう。そして、大人の対処法と会話術の例も知っておきましょう。それは自分の身を守るスキルにもなるはずです。

嫌味を言う人の心理7選!対処法も解説
(画像=『lovely』より引用)

何か意味があるの?嫌味を言う人の心理・特徴1

【心に余裕がない】

嫌味を言う人自身、心に余裕のない状態であることが多いです。だからこそ、幸せな人を見るとイライラして、言葉で毒を発してしまうのです。

人はストレスが溜まると余裕がなくなり、目の前の相手に不満をぶつけてしまいがちです。さらに悪いことに、自分だけが辛いのだという心理状態に陥っていることも。

常識のある人なら、たとえ心に余裕がなくても「嫌味を言うのを控えよう」とコントロールできるものですが、嫌味ばかりの人は、自分の中の悪感情を昇華できず、他人にその感情をぶつけてしまうのです。

嫌味を言うことで幸せを遠ざけ、自ら悪循環を作り出しているようなものですが、心に余裕がない人は、そのことに思い至らないのが特徴です。

嫌味を言う人の心理7選!対処法も解説
(画像=『lovely』より引用)

何か意味があるの?嫌味を言う人の心理・特徴2

【嫉妬している】

嫌味が嫉妬と同じ意味であることは、実によくあることです。「同僚に成績を抜かれた!」「あの子の方が若くて、仕事がデキる」など、嫉妬心が渦巻いて、嫌味が口から出てくるのです。

自分の基準で「自分より幸せな人」だと判断すれば、「幸せそうでいいわよね~。それに比べて私なんて…」と、自分の不幸話を兼ねた嫌味が始まります。

嫉妬心に駆られた嫌味な人は、他人の悪口やゴシップが大好物。「他人の不幸は蜜の味」とばかりに、うれしそうに話すのが特徴です。

しかし、嫉妬心の裏返しから出てきた嫌味は、口から発すれば発するほど空しくなるもの。嫌味を言いながら、さらに幸せが遠ざかっていくのを感じずにはいられません。

何か意味があるの?嫌味を言う人の心理・特徴3

【自分に自信がない】

仕事でヘマばかり、恋愛でもうまくいかない、何の取り柄も能力もない…嫌味を連発する人ほど、実は深層心理では自分への自信のなさが渦巻いています。

他人のイヤな部分が、自分の自信のない部分と重なってしまうのです。そんな自分の自信のない部分を見たくないがために、相手を下に見ることで、自信のある自分になろうとします。

ある意味、自己防衛していると言えます。他人にイヤな部分を指摘することで、「自分はこんなダメ人間じゃない」と思い込もうとしているのです。

とは言え、嫌味を言われた側は自己防衛の手段に使われたに過ぎないですし、気分が悪いものです。嫌味の内容を吟味して、「この人は、自分のこんなイヤな点を認めたくないんだな」と、冷静に見つめてみるといいでしょう。

何か意味があるの?嫌味を言う人の心理・特徴4

【完璧主義でプライドが高い】

仕事も勉強もそつなくこなす、まわりから見て万能人間というのは一定数いるものです。こうした万能人間は、自分のしていることは当たり前のことで、まわりの人もできて当然、と思っている節があります。

それがまわりからすると、嫌味に感じてしまいます。万能人間は自分の能力が普通レベルだと思っているし、それができない人たちはサボっているようにしか感じられないから、つい嫌味が出てしまうのです。

人によっては、ある意味エゴイストに映ります。万能人間は嫌味だと思っておらず、でもまわりの人は「同じような能力を求められても困る」という心理になっているからです。

「自分はこれだけ尽くしているのに…」という言葉も、同じくエゴを感じる例です。尽くしているように感じるか、価値観の押し付けに感じるかは人それぞれ。残念ながら、後者の場合だと単なる嫌味な人になってしまうのです。

嫌味を言う人の心理7選!対処法も解説
(画像=『lovely』より引用)

何か意味があるの?嫌味を言う人の心理・特徴5

【優位に立っていたい】

プライドの高さと嫉妬心が入り混じって、つい口から嫌味が出てしまう。会社での上下関係をはっきりさせるために上司が嫌味を言うのは、ほとんどの場合、部下より優位に立っていたいからです。

このタイプは、相手より優位に立つためなら、名誉棄損になるような嫌味を言うこともひとつの手段と考えています。

マウンティングをするママ友や女性グループも、同じことが言えます。基本的に、相手が自分より下だと思っているのです。

ただ、中には相手の能力が自分より優れていると、内心では認めている人もいます。それでも上司という立場上、自分が主導権を握っていたいので、嫌味を言わざるを得ないのです。

まさに、「世の中は平等にできていない」と思わせる世の中の仕組みと言えます。