東京には雨の日でも楽しめる観光スポットがたくさん!最新のアートスポットやショッピングスポットに、美術館・博物館・レジャースポットなど、雨を気にせず楽しめるおすすめ観光スポットをご紹介します。
【1】3331 Arts Chiyoda
秋葉原駅から湯島方面へ少し歩いたところにある「3331 Arts Chiyoda(サンサンサンイチアーツチヨダ)」。中学校の校舎をリノベーションしたアートセンターで、アートギャラリーをはじめオフィスやカフェなどが入っており、展覧会やワークショップ、講演会といったイベントが開催されています。
1階にある「メインギャラリー」では、期間によって展示内容が変わる現代アート作品を鑑賞できます。絵画や彫刻など、今までの概念を覆すような作品が展示されているほか、実際に自分で絵を書いたり、モニュメントを作る体験もできるので気になる方はチェックしてみて。
【2】国立科学博物館
上野公園の一角にある国立科学博物館。地球館と日本館に分かれての常設展に加えて、時期ごとの企画展が行われています。
地球館は、何億年前からの地球の歴史や成り立ち、恐竜の生態や種類、電気の発明から実用化までの経緯など、地球上のあらゆる物事に焦点をあてています。そのどれもがワクワクするような展示で、単に剥製やテキストを見るのとはわけが違うおもしろさ!
キレイ、カワイイ、といったイメージを持ちにくい菌類やキノコ類、難しくて読む気になれない電気の原理、それらが美しくディスプレイされていて、女性も思わず見入ってしまうほど魅力的です。
また日本館は、日本古来の生物の分布や人口・文化の変遷が五感で楽しめる演出で展示されています。日本人には馴染み深い事柄が多いので、自分ゴトとしてスッと入ってきます。
じっくり見るなら一日では物足りないくらいの密度があるので、雨の日も1日中楽しめますよ。
【3】宇宙ミュージアム・TeNQ(テンキュー)
東京ドームシティの中にある、天文系のミュージアム。プラネタリウムはもちろん、プロジェクションマッピングを用いた映像コーナー、宇宙を体感できるフォトスポットなど、多彩なコンテンツが詰まっています。
都内でプラネタリウムを鑑賞できる場所は他にもありますが、遠い宇宙のこと、天体のことを知るという点ではここが一番!演出の美しさが魅力で、特に星や宇宙が好きな人にはたまらない空間です。
展示コーナーはひとつひとつ違った見せ方で、それぞれとってもオシャレ。NASAの他にもたくさんある宇宙に関する仕事の紹介や、普段の暮らしと同じことを宇宙でやったらどうなるか?など、オシャレな中に未知の世界が広がっています。宇宙という遠い世界を、少しだけ身近に感じることのできるユニークなスポットです。
【4】目黒雅叙園
目黒雅叙園は、1931年(昭和6年)目黒に料亭を開業以来、日本国内初の総合結婚式場として多くの人々に愛されてきました。
2017年にミュージアムホテルとしてリニューアルされた後も、当時の芸術家たちによって装飾された壁画、天井画、彫刻の数々が残されています。まさに豪華絢爛、日本美の結晶ともいえる空間です。
館内には、カフェラウンジを含めて7店舗のレストランがありますが、そこへ誘うのは、優雅に弧を描く通路。そこには美人画の彩色木彫板が並んでいます。これは当時の雅叙園で花魁通りと呼ばれた廊下を装飾していたものです。
エスカレーター前を左手に進んでいくと、雅叙園のパワスポとしても名高い、中庭の庭園を楽しむことができます。滝が流れ、緑があふれ、都会の真ん中にいることを忘れてしまいそうなオアシスです。雨の日の沈んだ気持ちも晴れやかになっていく清々しさ!
また雅叙園で有名な場所の一つに、忘れてならない化粧室があります。1億円をかけたと言われ、金箔がほどこされた豪華な装飾で、橋あり、川あり。贅を尽くすとは、こういうことなのだと感心してしまいます。
【5】teamLab Planets TOKYO
新豊洲駅から徒歩1分の「teamLab Planets TOKYO」は、「他者と共に、身体ごと、圧倒的に没入する」というコンセプトのもと、訪れた人がその空間に「没入」できることが最大の魅力。
靴を脱いで裸足になって場内を歩いて鑑賞するという、アート施設としてはとても珍しい鑑賞の方法です。
全部で7つある作品の中でも特にフォトジェニックなものは、全面鏡張りの空間に無数のライトが輝く「The Infinite Crystal Universe」。無数のライトは常に様々な変化をしています。暗闇になったと思えば小さな光を発したり、今度はピンクから青、そして真っ白の光の世界に変化したりします。
また半濁のプールの中に、膝下まで水につかって楽しむ「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」という作品もおすすめ。中に入ると無数の鯉が光で描かれています。
実はこの鯉、人の足にぶつかると花となり散ってしまうのです。リアルタイムで映像が流れていることがよく分かりますよね。この作品も鏡張りの中にあるので、空間が無限に広がっているかのような錯覚に陥ります。
こちらは全面鏡張りのプラネタリウムのような作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」。プラネタリウムのようですが流れている映像は星ではなく季節ごとの花。ピンクや黄色など色とりどり季節の花が浮かび上がったり散ったりします。プラネタリウムのように、寝っ転がって作品を鑑賞すると幻想的ですよ!
【6】KITTE
東京駅丸の内南口からすぐのところにある日本郵便が運営する商業施設「KITTE(キッテ)」。駅構内から地下で繋がっているので雨の日でもぬれずにアクセスできます。
館内には全国各地のグルメを味わえるお店からアパレルショップ、雑貨屋など約100店舗が出店。かつて東京中央郵便局の局長室として使われた部屋や、日本郵便と東京大学総合研究博物館が共同で運営する施設「インターメディアテク」があり、無料で見学も可能です。
また1階にある東京中央郵便局では東京駅丸の内駅舎や東京タワー、東京スカイツリーを描いたポストカードや便せん、切手、マスキングテープなど、ここでしか買えないアイテムを販売しています。東京観光のお土産としてもおすすめです。
【7】21_21 design sight(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)
六本木にある東京ミッドタウンの一角にあるミュージアム。建築家の安藤忠雄氏が設計し、ギャラリーの大半が地下にあるというエッジのきいた建築は、建物そのものがこの辺りの名所のひとつになっています。
ここは身近なテーマに焦点を当てた、日々の暮らしの視点が変わるような企画展が見どころです。上の写真は過去に開催された「コメ展」の様子。稲穂でできた台や、米をかたどったディスプレイが美しい!
単位といえば測るものですが、容易に測ることができない「しごと」と「かてい」の重さの差を測るには…?という、ユニークな展示もありました。
【8】クリエイションギャラリーG8
銀座線新橋駅からほど近い、リクルートのビルの1階にあるギャラリー。デザイナーとして第一線で活躍する方の展示が多く行われますが、プロ目線ではなく、一般の人が楽しめるようなわかりやすい展示になっています。ガラス張りの空間もオシャレ!
こちらは、女性に人気のスイーツブランド「AUDREY」のパッケージを手がけた、渡邉良重さんの個展が開催されていた時の様子。女性の持つ少女心をくすぐる、繊細でウェットな世界観がそのままディスプレイになっています。
【9】ルミネtheよしもと
大阪を中心に展開する吉本興業の、「新宿ルミネ2」にある劇場「ルミネtheよしもと」。前売り券・当日券ともに販売しているので、雨の日はふらりとお笑いライブを観に行く、なんて使い方もできますよ。
まずはエレベーターに乗る前に、今日の出演者をチェックしましょう。テレビで見かける人気芸人も出演しているので、好きな芸人さんの出演回に当たったらラッキー!
【10】-両国-江戸NOREN
「-両国-江戸NOREN」はJR総武線「両国」駅西口に隣接した施設で、「粋な江戸の食文化を楽しむ。」をコンセプトにつくられました。その建物の外観といい、内部といい、江戸時代に迷い込んだのかと思わず錯覚してしまいそう!
江戸の町屋をイメージした館内には、長く受け継がれてきた江戸の食文化を楽しめる和食の店が、全部で10店舗集まっています。
江戸前天然赤酢を使用した寿司店「つきぢ神楽寿司」や江戸・深川の漁師めしとして親しまれてきた深川めしの店「門前茶屋 成る口」、そして両国といえば外すことのできないちゃんこのお店「ちゃんこ霧島」など、ここに来れば一度に江戸の味が楽しめちゃいますよ♪
また館内出入り口のすぐそばにはお土産処があるので、両国土産としていかがですか。