米人気歌手のテイラー・スウィフト(32)が、ニューヨーク大学の2022年度の卒業式に参加。卒業生に対し、感動的なスピーチを行い話題となっている。

5月18日(現地時間)、米ニューヨークのブロンクスにあるヤンキー・スタジアムで開催された卒業式にて、美術の名誉博士号を授与されたテイラー。同式典のステージ上では、「私がここにいるのは、『22』という名の曲があるからだと90パーセント確信している」と、自身のヒット曲「22」を絡めた冗談を言い、観衆を笑わせる場面もあったという。

「前回、この大きさのスタジアムでダンスをしたときはヒールを履いて、きらびやかなレオタードを着ていたわ。この衣装の方がより快適だけどね」と話したテイラーは、「普通の大学生活」を送ったことがないながらも、「私が夢のキャリアをスタートさせたときに知ってたらよかったと思う、人生や、愛、プレッシャー、選択、恥、希望、そして友情をうまくナビゲートするライフハック」をいくつかシェアすることになった。

「人生は重いものになり得ます。一度にうまくやろうとするときは特にね。成長の一過程で、人生の新しい章に進むことは、キャッチ&リリースするということです。つまり、どういうことかと言うと、残しておくものと、解放するものを知っておくことが大事なのです。すべての恨み、元恋人の近況、学生時代のいじめっ子の叔父がヘッジファンドで成功したことで昇進できたことなど、あらゆることを持ち続けることはできないのです」