傷みにくい染め方のコツ
傷みにくいヘアカラーを選んでも、染め方が間違っていると髪が傷みやすくなります。
染め方によって、髪へのダメージが変わってくると言っても過言ではありません。
傷みにくいヘアカラーのコツをつかんで、髪へのダメージを軽減させましょう。
シャンプーの仕方に気をつける
シャンプーの仕方に気をつけることが、1つ目のコツです。
カラー剤が髪に残ってしまうと髪や頭皮にダメージを与えます。
しっかり洗い流すことが大切です。
シャンプーの仕方は以下のとおり。
- カラー剤に少しお湯を混ぜて軽くマッサージをする
- 38度前後のお湯でカラー剤の色が出なくなるまですすぐ
- 優しく頭皮マッサージするようにシャンプーをする
シャンプーの仕方を変えるだけで、髪が傷みにくくなりますので、試してみてくださいね。
寒すぎない部屋で染める
市販のヘアカラーをする時、室温にも気をつけましょう。
寒すぎない部屋で染めることが大切です。
なぜなら、寒い部屋だと染まりにくいから。
ヘアカラーは室温20度から30度で染めることを基準に、放置時間が決まっています。
そのため、寒い部屋でヘアカラーをすると、なかなか染まらず放置時間が長くなる可能性も高くなるでしょう。
放置時間が長くなると、髪へのダメージは大きくなります。
髪の傷みを軽減したいなら、20度以上の部屋でヘアカラーをしてくださいね。
薬剤は多めに用意する
市販のヘアカラーをする時は、薬剤を多めに用意することを忘れずに。
その理由は、薬剤が足りないと、ムラになるなど失敗の原因になるからです。
染めはじめてからカラー剤が足りないと気づいても、どうすることもできません。
薬剤が足りなくて失敗、そして染め直しをする……。
それこそ髪が傷んでしまいます。
1箱でセミロングを染められるとされていても「全然足りなかった」なんてことが多いのも事実です。
髪の長さや毛量、毛質を考慮して、薬剤は多めに準備してくださいね。
市販のヘアカラーとサロンカラーの違い
美容院でカラーした時と、セルフカラーした時とでは、仕上がりに大きな違いがあります。
では、市販のヘアカラーとサロンカラーの違いってなんだと思いますか?
1つ目は、この記事で紹介したように、使う薬剤が違うこと。
2つ目は、知識と技術の違いです。
どのような知識と技術が違うのか、詳しく見ていきましょう。
調合する美容師の知識量が違う
美容師は、薬剤や調合についての知識が豊富です。
専門知識があるので、髪へのダメージを最小限にした調合ができます。
ダメージレベルに合わせて「根本・中間部分・毛先」と配合を変えることも可能。
その人に合った調合でカラーをするので、傷みにくいだけではなく仕上がりも綺麗です。
髪の専門家だからこその知識量で、オーダーメイドのカラーが実現します。