時間がなくて美容院にいけない。美容院は苦手。そんな時、市販のヘアカラーに挑戦してみたいと思いますよね。でも、市販のヘアカラーは髪が傷みやすいのが事実です。市販のヘアカラーで髪が痛む原因と、髪が傷みにくいヘアカラーの選び方を解説します。

ヘアカラー剤によって髪が痛む理由

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

「市販のヘアカラーは髪が傷むからやめた方がいい」と、美容師から言われたことはありませんか?

髪の専門家である美容師が、市販のヘアカラーをすすめないのには理由があるんです。
なぜ市販のヘアカラーは髪が傷みやすいのか、その理由を見ていきましょう。

髪が傷みやすい成分が入っている

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

市販のヘアカラーには髪が傷みやすい成分が入っています。
そのため、髪へのダメージが大きいです。

ここでポイントとなるのが、ヘアカラーで使用するアルカリ剤。
サロンカラーでは蒸発しやすいアルカリ剤を、市販のヘアカラーでは蒸発しにくいアルカリ剤を使います。

髪はもともと弱酸性。
蒸発しにくいアルカリ剤は、カラーをした後も髪に残る可能性が高いです。

その結果、髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。

ヘアカラー剤によって過剰に髪が染められている

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

市販のヘアカラー剤で染めると、過剰に髪を染めることになり得ます。
なぜなら、市販のヘアカラーはどんな髪質でも染まるようになっているから。

脱色作用がある過酸化水素の濃度が高いんです。
つまり、一度も染めていない根本も色が抜けて傷んだ毛先も、同じ強さで染めることになります。

強いカラー剤で根元から毛先まで染めることは髪に大ダメージ。
特に、ダメージのある毛先はさらに傷む可能性が高いでしょう。

髪が傷まない市販ヘアカラーの選び方5選

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

市販のヘアカラーが傷みやすいのは事実です。
でも、どうしても市販のヘアカラーを使いたい時もありますよね。

実は、市販のヘアカラーの中には、髪が傷みにくいものがあるんです!
どんなヘアカラーを選んだらいいのか、5つのポイントを紹介します。

クリームタイプのヘアカラー剤を選ぶ

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

市販のヘアカラー剤には、さまざまな種類があります。

その中でも、髪が傷みにくいのがクリームタイプのヘアカラー剤。
泡タイプのヘアカラー剤に比べて、薬剤の強さが優しいと言われています。

クリームタイプのヘアカラー剤の特徴は、しっかりと髪が染まりやすいこと。
カラー剤が髪に密着しやすく、液だれもしにくいです。

しかし、塗りにくいので初心者向けではありません。
そのため、市販のヘアカラーが初めてな人、ロングヘアの人はクリームタイプよりも泡タイプの方が適している場合もあるでしょう。

傷みにくい成分が入ったヘアカラー剤を選ぶ

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

保湿成分や補修成分など、トリートメント効果の高い成分が入ったヘアカラー剤を選びましょう。
そのような成分が配合されていると、髪へのダメージを軽減することが可能です。

  • 毛髪保湿成分…ホホバオイル・椿オイルなど
  • 毛髪補修成分…シルクプロテイン・加水分解ケラチンなど

上記のような成分が配合されたヘアカラーを選ぶと、傷みにくいだけではなく色持ちも良くなりますよ。

口コミをチェックしてから買う

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

口コミをチェックしてからヘアカラー剤を買いましょう。
その理由は、商品説明ではわからないリアルな感想を知ることができるから。

商品レビューを見たりSNSで口コミを見たり、YouTubeでのレビュー動画も参考になりますよ。
使用感やカラーした後の髪の状態、染まり具合など、たくさんの口コミをチェックしてみてください。

口コミをチェックすることで「傷みにくいヘアカラー剤なのか」「自分の髪質にあっているのか」など、わかるはずです。

明るすぎない色合いで選ぶ

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

セルフカラーをする時は、明るすぎない色合いを選ぶと傷みにくいです。

なぜなら、明るい色合いにするほどカラー剤の強さがアップするから。
色味を明るくすればするほど、髪が傷みやすくなります。

また、明るすぎない色合いなら、セルフカラーでの色ムラが目立ちにくいのもポイント。
すなわち、暗めのヘアカラーの方が失敗しにくいです。

地毛が4~5トーンなので、7~8トーンを選ぶとナチュラルに仕上がるでしょう。

トリートメントがついているものを選ぶ

髪の傷みにくい市販ヘアカラーの選び方5選|髪が傷みやすい原因は?
(画像=『Rolmy』より引用)

市販のヘアカラー剤を選ぶ時は、付属品にも目を向けましょう。
髪へのダメージを抑えたいなら、トリートメントがついているものを選ぶようにしてください。

ヘアカラーをした後は、キューティクルが開いてしまっています。
髪の栄養分が流れやすい状態です。

ですから、ヘアカラー後はトリートメントをつけてキューティクルを引締め、閉じることが大切。
ヘアカラーをした後、何もケアをしないと色が抜けやすいだけではなく、髪へのダメージが大きくなるでしょう。

もし、トリートメントのついていないヘアカラー剤なら、別で用意する必要がありますよ。