ポール・マッカトニーが発起人となった

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(画像=『yoganess』より引用)

これらの社会的背景を知って動いた人物の一人が、ポール・マッカートニーと娘のステラ・マッカートニー。

彼らは「週に1回だけお肉を食べるのをやめよう(ミートフリーマンデー)、それだけで温暖化や環境問題の緩和に貢献することができる、週に1回車を使わない日を作るより、多くの人にとって簡単なのではないか」と訴えます。

この運動は今や世界的に広まっていて、日本では都庁や内閣府がすでに導入。

特にベジタリアンに興味がなかったお役所の人たちも、思わぬ美容・健康効果があった・外国人観光客が増えた、など嬉しい効果が得られていることを報告しています。

ベジタリアンにも種類がいろいろありますが、基本植物性食品をベースにしているけれど、TPOに応じて肉食を楽しむこともある、という「セミベジタリアン」や「フレキシタリアン」、そして「ミートフリーマンデー」に食生活をチェンジしている人が増えているのです。

週に1回ゆるく環境や動物愛護、地球について考えてみる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

月曜日に限る必要はないと思いますが、週に1回だけベジタリアンになってみるというのは比較的ハードルが低く、ベジタリアンに憧れているけれどなかなか踏み切れない人にとっても挑戦しやすいのではないでしょうか。

実際、月曜日は月に4回、年に約48回あります。1日に消費する食肉の量が約300gと仮定すると、300×48=14,400g(14.4kg)の食肉量を減らすことができ、これは約158kgの穀物を使わない計算になります。

1人が週に1回実践するだけでも、これだけの社会貢献ができるのです。

もし、家族がいるご家庭であれば、あなたが率先して週に1回ベジタリアンメニューを考案し食卓に提供し、なぜ今日はこのような献立になっているのかをシェアし、ディスカッションするだけでも非常に有意義な時間になるのではないでしょうか。

ミートフリーマンデーで健康と環境保全を目指そう

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

他にも週に1回ベジタリアンにトライするだけで、腸内環境が改善される、コレステロール値が改善される、糖尿病のリスクが低下するといった嬉しい健康効果も多く報告されています。

すでにアメリカやイギリスでは、ミートフリーマンデーへの参加からセミベジタリアン(フレキシタリアン)へ移行するのがトレンドになりつつあるようです。

ヨガをしている私たちにできることの一つとして、ミートフリーマンデーを取り入れてみませんか。

提供・yoganess



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