自分では見えない”背面”って気になりませんか?

これから暖かくなるにつれて、少し背中の空いた洋服を着ることも増えてきますね。

自分の姿を正面で見ることはあっても、後ろ姿をチェックすると実は背中にお肉が乗っていることなんかも!

そうならないためにも、肩や背中にアプローチできるスフィンクスのポーズについて解説していきます。

ヨガのスフィンクスのポーズとは?

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(画像=『yoganess』より引用)

スフィンクスのポーズは、サンスクリット語で「サランバ・ブジャンガアーサナ」と呼ばれています。

名前のとおりに、スフィンクスに見える後屈のポーズです。

太陽礼拝で行うコブラのポーズのアレンジと思っていただくと良いと少し馴染みが出てくるのではないでしょうか。

コブラのポーズが辛い場合に、スフィンクスのポーズを取り入れることもあります。

今回は、その中でも難易度が低めなスフィンクスのポーズについて解説します。

スフィンクスのポーズは、ゆるやかな後屈のポーズです。

通常の太陽礼拝でコブラのポーズが辛い場合は、スフィンクスのポーズも取り入れてみてはいかがでしょうか。

ヨガのスフィンクスのポーズで得られる3つの効果

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

スフィンクスのポーズを習得することで、得られる効果は大きく3つ。

それぞれ解説させていただきます。

背面を引き締める

背中を反るポーズですので、背面を鍛える効果があります。

引き締めるだけでなく、猫背や姿勢の矯正にも役立ってくれるでしょう。

デスクワークでカラダが前のめりになったり、肩が内側に入っているような前傾姿勢の方にもオススメです。

美しい姿勢を保てると、心もすっきりと前向きな気持ちになってくれます。

内臓の働きを高める

お腹の全面を伸ばし、動かすことで内臓のストレッチにもなります。

お腹の血流が促進され、解放状態となるのでお腹の凝りもほぐれてきます。

座った姿勢が多い方は、前面を大きく伸ばす機会も少ないため、”内臓を正しい位置に戻す、活性化させる”といった効果でもスフィンクスのポーズは効果的です。

特に運動が苦手な方にとっても、スフィンクスのポーズは比較的難易度も低いため取り組みやすいかなと思います。

リラックス(ストレス解消)の期待

不安やストレスを抱えている、自分に自信がない状態は猫背にもなりがちです。

そして、猫背や前傾姿勢になると呼吸に入りも浅くなってしまいます。

スフィンクスのポーズで姿勢改善と共に、胸を開いて深い呼吸を行うことでリラックスやストレス解消への期待が持てます。

1日お仕事や家事で疲れたときなど、その日のうちに解消するために行ってみるのもいいですね。

ヨガのスフィンクスのポーズの正しいやり方

『yoganess』より引用.jpg
(画像=『yoganess』より引用)

ここからは「スフィンクスのポーズ」の正しいやり方を解説します。

ぜひ、読みながら一緒に実践してみてくださいね!

スフィンクスのポーズのやり方
  1. マットの上でうつ伏せになります。おでこは床につけ、足は肩幅程度に開き、足指は後ろへと伸ばす意識を保ちます。両手は身体の側面におきます。
  2. 肘を肩の真下につき、両方の前腕が並行にしておきます。
  3. 息を吸いながら上体を持ち上げ、頭を起こしてゆるやかな後屈状態を作っていきます。ポイントとしては、下腹部の意識を高めて軽くマットから浮かせていきます。腰を反るというよりも下腹部に意識して腰を守ってあげるイメージで行ってみてください。
  4. 数呼吸キープし、戻るときは息を吐きながら上体をゆっくりとマットへ下ろしていきます。