紫陽花写真の撮り方|構図のコツ

梅雨の風物詩「紫陽花」写真の撮り方とは?撮り方のコツを紹介します
(画像=『トランカ』より引用)

紫陽花の写真を撮るときは、構図にもこだわりましょう。ここからは、紫陽花写真におすすめな構図を紹介します。

三分割構図

梅雨の風物詩「紫陽花」写真の撮り方とは?撮り方のコツを紹介します
(画像=『トランカ』より引用)

三分割構図とは、写真の縦横それぞれを三分割し、その交点や線に被写体を配置する構図のこと。余白を3分の1にして被写体を3分の2にしたり、余白を3分の2にして被写体を3分の1にしたりすることで、三分割構図になります。三分割構図で紫陽花を撮影するときは、まず画面を三分割することを意識してみましょう。

紫陽花の写真でも、三分割構図は鉄板の構図。とりあえず画面を三分割することを意識するだけで、初心者から抜け出せます。上の写真は余白が3分の2に、紫陽花が3分の1になっていて、三分割構図が成立しています。三分割構図で紫陽花を撮ると、抜け感のあるおしゃれな写真になるでしょう。

日の丸構図

梅雨の風物詩「紫陽花」写真の撮り方とは?撮り方のコツを紹介します
(画像=『トランカ』より引用)

日の丸構図とは、被写体を中心に捉える構図のこと。紫陽花のように丸いフォルムの花は、日の丸構図が有効的です。背景をぼかす「ポートレートモード」を使うと、日の丸構図で撮影した紫陽花がより目立った写真になります。

上の写真は、紫陽花を中心に捉え撮影した写真です。日の丸構図で撮影すると、この写真のように被写体である紫陽花が強調されます。日の丸構図で撮影するときは、背景に余計な情報を入れないように気を付けましょう。

対角線構図

梅雨の風物詩「紫陽花」写真の撮り方とは?撮り方のコツを紹介します
(画像=『トランカ』より引用)

対角線構図とは、被写体を対角線上に配置する構図のこと。紫陽花は1か所に集まって咲いている花なので、複数の花を同時に撮る機会も多いと思います。複数の紫陽花を1枚の写真に収めたいときに、対角線構図はおすすめの構図です。

上の写真は、対角線構図で撮影しています。この写真のように、対角線構図の写真は後ろにある紫陽花をぼかすのもおすすめです。また、対角線構図を使って紫陽花を撮影するときは、紫陽花同士を離しすぎないようにしましょう。紫陽花と紫陽花が離れていると、まとまりの無い写真になってしまいます。

好きなアングルを探す

構図とともに、写真を撮影するときに重要な要素であるアングル。アングルとはカメラの位置のことで、上から撮ることをハイアングル、地面と水平に撮ることを水平アングル、下から撮ることをローアングルといいます。花の写真を撮るときに同じ種類の花だと、何枚撮っても同じような印象の写真になりがちです。さまざまな表情の紫陽花を撮影するためには、さまざまなアングルから撮影してみましょう。

紫陽花は背が低いので、普段見上げることはほとんどありません。しかし、写真ならローアングルからも撮影することが可能。スマホで紫陽花を撮影するときは、スマホの手軽さをいかして、いろいろなアングルから撮影してみることを心がけましょう。その中から好きなアングルを探し、最高の1枚を撮影できるようになれると良いですね。

子どもと紫陽花

子ども×花は最強の組み合わせ。その中でも紫陽花は、梅雨という短い季節を象徴する花なので、傘を差したり長靴を履いたりしている子どもと一緒に撮影してみるのがおすすめです。雨の日の子どもの姿というのは、なかなか撮影する機会がなく写真として残らないもの。ですが、子ども×紫陽花の写真を雨の日に撮影すると、雨の日の楽しい思い出になるでしょう。

コツを押さえて、プロ級の紫陽花写真を撮ろう

梅雨の風物詩「紫陽花」写真の撮り方とは?撮り方のコツを紹介します
(画像=『トランカ』より引用)

今回は、紫陽花の写真を撮るコツを紹介しました。紫陽花のベストシーズンはあっという間です。ベストシーズンを逃さないように、しっかりと下調べをして撮影に臨めると良いですね。

撮り方のコツを押さえて、梅雨の風物詩である紫陽花の写真を美しく撮影してみましょう。


提供・トランカ

【こちらの記事も読まれています】
プロカメラマンが教える!お宮参りの写真をセルフで撮る方法
カメラ初心者必見!写真をレタッチして完成度を高めよう!
アルバムに大切な写真を整理する方法とポイント
究極のオリジナル!写真をプレゼントしよう
カメラ初心者の方へ!カメラをはじめるために必要なものは何?