『common』より引用
(画像=『common』より引用)

夫に毎月定額のお小遣いをあげて、家計をやりくりしているという夫婦も多いでしょう。しかし、夫にとってはお小遣い制がストレスになっている場合もあります。「小遣いが少ない!」という不満から、最悪の場合、離婚につながるケースもあるみたいです。世の中のご夫婦は、どうやってお小遣い制を採用しているのでしょうか?また、夫のお小遣いの平均額はいくらぐらいなのでしょうか?今回は、夫の小遣いについて、気になる情報をまとめてご紹介していきます。

夫の小遣い!平均額はいくら?

2017年に行われた調査によると、夫の小遣いの平均額は37,428円だそうです。(新生銀行グループ「サラリーマンのお小遣い調査」より)ここ数年は、小遣いの平均額は減少を続けているようで、こちらの金額も、調査開始以来2番目に少ない額なんだとか。よその家庭の小遣いの額も気になりますが、なかなか具体的な金額を聞くことはできませんよね。平均額を目安にして、夫に小遣いを渡すのが良いでしょう。

夫の小遣いの使い道は?支出の内訳はどうなっている?

夫の小遣いは、平均4万円以下という調査結果がありました。それでは、このお小遣いから、どのようなものが支出されていくのでしょうか?夫の小遣いの一般的な使い道について、その内訳を見ていきましょう。

夫の小遣いの使い道のうち、その内訳として支出割合が高いものが、「昼食代」です。平日のお昼は、外食をするという旦那さんの場合、お小遣いのうち1日あたり500~1,000円が、昼食代で消えてしまいます。500円でも20日で10,000円です。4万円のお小遣いの場合、25%は昼食代で消えてしまうということですね。

そのほかにも夫の小遣いの支出内訳を見ていくと、お酒代やたばこ代、さらには美容室代やゴルフ代などにお小遣いを使っている男性が多いようです。

夫の小遣いは月にいくらが理想?家計に占める割合は?

夫の小遣いが家計に占める割合は、1割以下に抑えるのが理想だと言われています。つまり、月収手取り30万円のご家庭なら夫の小遣いは3万円以下、月収手取り50万円のご家庭なら夫の小遣いは5万円以下が理想的な金額ということです。思っているよりも少ないのではないでしょうか。

しかし、夫の小遣いが家計に占める割合が1割を超えてしまうと、貯金ができなくなってしまったり、場合によっては家計が赤字になってしまったりします。家計の状況に合わせて、適正な金額をお小遣いの額として設定しましょう。

夫が小遣いに不満を持っている!離婚の原因になることも?

小遣い制を嫌がる夫も少なくはありません。「どうして自分が稼いだお金を自由に使えないんだ!」という不満が大きくなると、最悪の場合、離婚につながるケースもあるようです。独身の場合、自分のお給料はすべて自分の思い通りに使うことができます。しかし、妻や子供を養っていく場合は、そうはいきません。

夫の小遣いの額が少ないと、「独身の頃が良かった」と思うようになり、離婚を考えるケースもあるようです。旦那さんが離婚したいと思わないように、小遣いの金額については、よく話し合って決定する必要がありますね。