【打たれ弱い性格&特徴】11.極度に『叱られる』のを嫌がる
打たれ弱い人の最大の特徴は、「叱られるのが嫌」ということです。
とにかく自分のミスを指摘されたり、ちょっとした注意も受け入れたくないのです。
それらは、子供の頃にあまり叱られた経験がなかった場合もあるでしょうし、逆に理不尽に叱られすぎて自己防衛の心理が強く働き過ぎた結果かもしれません。
過保護や過干渉な教育を受けた子供は、自己受容が上手くできないという傾向があります。
自己受容とはつまり、「自分を見つめる」や「自分を受け入れる」こと。これらの力が弱いといわゆる、打たれ弱い性格が目立つようになります。
人から叱られるのを受け入れるためには、自分を見つめる力がどうしても必要ですよね。
打たれ弱い性格を克服したいと思うのならば、自分のありのままを受け入れる力を強くする必要があるでしょう。
打たれ弱い性格を克服するために
打たれ弱い性格を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。
打たれ弱い性格や特徴をまとめていくうちに、打たれ弱い人の本質や心理にあるものが見えてきました。
それは、
「自分に自信がないこと」
「ネガティブ思考をする癖がついている」
「等身大の自分を認識できていないこと」
といった共通する特徴があったということです。
これらはすべて、「自分はありのままで良いのだ」という認識不足からくるように思います。
インナーペアレンツという言葉をご存知でしょうか。「心の中にいる親」という意味ですが、このインナーペアレンツが受容的でないと、「ありのままの自分」を受け入れなくなる傾向が強くなるそうです。
自分の必要以上の打たれ弱さを克服したいと感じるのならば、まずは「自分を受け入れる」、特に「ありのままの自分」でいいのだという意識を持つことから始めてみましょう。
【まとめ】打たれ強くなる必要はなし!
打たれ弱さを克服するために、「打たれ強く」なる必要はまったくありません。
「打たれ弱い」という性格には、慎重で思慮深く、物事を集中的に見ることができるメリットもあります。ただ自分の等身大の力量を把握できなかったり、やってみてダメだった時の対処に自信が持てないというだけのことです。
打たれ弱い性質を大切にしつつ、自分に自信を持つことができれば、分析力に優れた有能な人格を手に入れることができますよ。
人の感性を大切にして自分のありのままを表現し、また、ミスをしたとしても対処をきちんとすれば、前に進めるし経験も積めますよね。
自分の思考の癖を知り、ありのままの状況をしっかりと把握できるようになれば、必ず打たれ弱い性格は克服できます。
打たれ強い性格よりも、ずっと繊細で力強い性格になれることを約束しますよ。
まずは、自分のありのままの姿を受け入れることから始めてみて下さいね。
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