自制心を鍛える方法2【小さな目標を立てる】

自制心を鍛える方法2つ目は、小さな目標を立てることです。

いきなり大きな目標を立てると、人はえてして挫折しがちです。失敗経験は悪いものではないですが、逆に何かを成し遂げた経験がないと、自信が持てなくなってしまいます。

自制心を育み、自分に自信を持たせるようにするには、小さな成功体験を積むことが一番です。たとえば、1ヶ月毎日1kmウォーキングする、1冊の本を1週間以内に読み切るなど、些細な目標設定でいいのです。

お酒をやめたい、ダイエットしたい、あの洋服が着たいと、一度に多くの目標を立てることはおすすめしません。目標は1つずつこなしていくようにしましょう。

上記の優先事項が「お酒をやめたい」→「ダイエットしたい」→「あの洋服が着たい」ならば、お酒を飲まない目標を立て、まずは1週間、次に2週間、次は1ヶ月というふうに、少しずつ禁酒期間を延ばしていきます。

こうすることで、次の目標であるダイエットに向かう自分の意思の強さを、心理的に確認することができます。

自制心を鍛える方法3【断捨離する】

自制心を鍛える方法3つ目は、断捨離することです。

部屋の美しさは「心の鏡」、いわば自分の心理状態を表していると言います。たしかに、部屋がすっきりと片付いていれば気分も晴れやかですよね。逆にごちゃごちゃとしてせせこましい部屋は、気持ちがうまくコントロールできず、自制心がない状態と言えます。

心に余裕を生まれさせるためにも、まずは部屋をきれいに掃除しましょう。目に入る欲望を、一掃してしまうのです。

こうした断捨離は、部屋の掃除以外にも、何かの「選択肢を減らす」ことでも実践できます。たとえば、スマホゲームやタバコなど、どっぷりハマっているものがあるなら、その対象を人にあげるなり、すべて処理するなりしましょう。

選択肢がなければ、自然とそこにあるものでなんとか対応しようとするのが人の心理。心を断捨離するためには、こうした苦肉の策も必要なのです。

自制心を鍛える方法4【深い呼吸を習慣づける】

自制心を鍛える方法4つ目は、深い呼吸を習慣づけることです。

ふと思い出した時で結構です。ゆっくりと深呼吸してみましょう。深呼吸を繰り返すことで、脳をリラックスさせる効果がありますが、併せて自制心も鍛えると言われています。

たまにゆっくり呼吸をすることで、普段の自分の呼吸がいかに早いかを感じることができるでしょう。

そして、いつもあくせくしてる自分の心の状態にも気づくことができるはずです。自分の呼吸を感じ、心の状態を確認するには、誰もいない部屋に座って、瞑想することもおすすめです。

呼吸が落ち着いて、心が穏やかになると、衝動買いしたり、勢いで物事を始めていた過去が嘘のように、一度踏みとどまって物事を考えることができるようになります。

それは、本当に必要なものを見極められるようになることにもつながります。

自制心を鍛える方法5【感謝の気持ちを持つ】

自制心を鍛える方法5つ目は、感謝の気持ちを持つことです。

人は助け合い、支え合って生きています。身近な家族や親戚はもちろん、これまで関わってきた友達、恋人みんなそうです。

自分を支えてくれた周囲の人みんなに、心の底から感謝しましょう。みんなの愛でできた今の自分を、粗雑に扱うことなんてできないはず。

そう感じるからこそ、自制心を高め、自分を大切にしようと思えるのです。

自制心の強い人の特徴7つと鍛える方法解説!
(画像=『Lovely』より引用)