テレワークで必要な通信容量
テレワークでは、ビデオ会議や資料の共有など、大きな容量が必要になります。
では、どのくらいの容量があれば快適なテレワークができるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
最低でも月3GBは必要
テレワークをするのなら、最低でも月に3GBは必要です。
3GBがどのくらいの容量かというと……
- メール…約6,270通
- WEB閲覧…約10,470ページ
- 動画視聴…約13.5時間
メールのやり取りメインなら、3GBでも大丈夫かもしれません。
しかし、ビデオ会議(ZOOMの場合)は、1時間約600MB必要です。
ビデオ会議を頻繁に行ったり大きなデータを扱ったりするなら、さらに大きな容量が必要になるでしょう。
通信容量が低いと仕事に支障が出ることも
通信容量が少ないと、仕事に支障が出る可能性もあります。
なぜなら、容量を超えると、通信制限がかかるからです。
通信速度に制限がかかるので、低速になってしまいます。
WEBの読み込みに時間がかかる。
ビデオ会議でフリーズしてしまう。
自分の仕事に支障が出るだけではなく、他の人に迷惑が掛かることも。
快適なテレワークには、余裕のある通信容量が必要です。
テレワークは通信速度も重要
通信容量と並んで重要なのが通信速度。
通信速度が速いと、ストレスフリーで仕事ができちゃいます。
テレワークにどのくらいの通信速度が必要なのか、見ていきましょう。
必要な通信速度は1Mbps以上
通信速度により、ダウンロードやアップデートにかかる時間が変わります。
テレワークには1Mbps以上の通信速度が必要と言われているんです。
ちなみに、1Mbpsは10GBのデータを約1分20秒でダウンロードできる速度。
通信速度が1Mbpsより少ないと、データの読み込みが遅く、仕事に支障が出る可能性もでてきます。
ビデオ会議をしない人でも、通信速度は最低でも1Mbpsあると良いでしょう。
ビデオ会議などに安定した通信速度が必要
テレワークと言えば、外せないのがビデオ会議。
通信速度が遅いと「画像が荒くなって共有する資料が見づらい」なんてことになりかねません。
音声が途切れたり映像が止まったりする可能性もあるでしょう。
そのため、ビデオ会議には3Mbps以上の通信速度が必要になります。
また、大人数のビデオ会議は、さらに通信速度が速くないとスムーズにできない可能性も。
大人数で安定したビデオ会議をするなら、10Mbps~30Mbpsは必要と言われています。
ビデオ会議を頻繁に行うなら、通信速度の速さに気をつけましょう。