ネナベの攻撃性

ネナベの心理としてまず1番にあげられるのは「バレないこと」ですよね。
バレないための努力は惜しみませんし、自分で作り上げたキャラ設定を守り通そうとします。綻びそうになると途端に話題を変え、それは必死になりますね。
男性になりきるわけですから、自分の中での男性像というか、男ならこうだ!というような振る舞いや言動に徹するわけです。

中には、優し気な設定のネナベもいれば、攻撃的になることで自分の身を守ろうとするネナベもいます。まずこの2パターンでしょう。

優し気なネナベ設定の特徴として、話口調は至って穏やかですね。「~だよな」ではなく「~だよね」という感じです。中身は女性なわけですから、どう優しくされれば女は喜ぶのかを熟知していますから、意味もなく優しくするというのではなくて要所要所で優しさを出してくるという特徴があります。

そして攻撃的なネナベの心理は、自分がバレないために攻撃的になり、女だと思いもしない空気を出そうとするわけです。特徴としては必要以上にネット慣れしている言葉遣いやネット用語の連発なども挙げられますね。男か女かわからないと思われるのではなく、男に違いないと思わせようという素振りが最も特徴として表れるのです。

ネナベの見分け方

ネナベもネカマも、見分け方は比較的簡単で、ある程度の時間1対1で会話をしてみましょう。3人以上で話しても、ネナベやネカマは都合が悪くなると会話に入ってきません。1対1のように逃げ場をなくして話し続ければ、どこか引っかかる点が出るのがネナベ・ネカマの特徴なのです。

いくらバレないようにバレないようにと取り繕っていても、所詮嘘をついているのですから、どこかしら矛盾点がでてくるものです。勿論、ネナベもネカマもその場は取り繕いますが、嘘が多くなって飽和状態になると必ず綻びは出てくるのです。
このように、注意して会話していれば、見分け方は容易いのです。騙されるのが嫌なら、しっかりと見分け方を頭にいれておくのがいいですね。

ネナベは本当にキモいのか

特にネナベが多いネトゲ界ですが、そもそもネナベが本当にキモいかどうかというとまた別の話です。遊ぶための場所であって、ネナベ自体は決して有害なものではないのではないでしょうか。匿名を基本とするネットの世界では、少なからず脚色があるものです。ネナベはその脚色部分が多いだけなのです。
嘘で塗り固められることとキモイいというのは、全く別問題ですよね。

ネカマにしろネナベにしろ、趣味の範囲で他人に害を及ぼさなければ自由であっていいもではないでしょうか。