【驚くほど仕事が楽しくなる】仕事がつまらないと感じたときの究極5つの解決策

ここまでで、仕事がつまらない現状で生じるリスクや、よくある「つまらないと思う原因」について紹介しました。
では、以降では、具体的にどのようにすれば仕事がつまらない現状を打開できるのか、その解決策について5つ紹介していきます。

能動的に仕事をしてみる

ズバリ、仕事がつまらない現状を打開する最強の方法は、「能動的に今の仕事に取り組んでみる」ことです。

具体的には、今の仕事に対して経営者感覚で向き合うこと。仕事そのものは与えられたものであっても、業務自体を自分のブロジェクトとして進めていきます。

毎日試行錯誤していくうちにつまらなかった仕事が楽しくなった

時として能動的に仕事に取り組むことは、プライベートの時間や労力までも仕事につぎ込むことになります。しかし、投資した分、その後の仕事がずっと楽になりますし、キャリアアップに間違いなくつながります。
能動的に仕事をするとリターンがとても大きいのです。

職場で仲間をつくる

プロ野球のヒーローインタビューなどで、「仲間がいたから頑張れた」という言葉をしばしば耳にするのではないでしょうか?
スポーツだけでなく、仲間の存在は仕事全体にも大きな影響を及ぼします。

人間の性質として、どこかに所属していたいという本質的な欲求があります。職場に帰属意識が持てると、仕事のモチベーションが上がり、生産性も平行してアップするというデータもあります。

職場でいい仲間ができればピア効果で自身の生産性やスキルアップができる。その結果、成果が出て仕事が楽しくなるという構図になります。

ただ、気を付けなければいけないのは、“ダメな仲間”だと、負のピア効果になってしまうということ。
先に紹介したスイミングチームの実験では、優秀な選手が新加入した場合はプラスのピア効果が見られましたが、平均以下の選手の新加入では、プラスのピア効果が見られなかったようです。
つまり、「切磋琢磨してお互いを高め合える仲間」でなければ効果がないということです。

仕事を楽しんでいる人から学ぶ

仕事がつまらない現状の打開策としてもっとも手っ取り早いのは、仕事を楽しんでいる人から学んでマインドや仕事のやり方を真似ることです。

会社に属していれば、仕事で成果を上げている社員や、会社から評価されている社員が少なからずいるはず。結果を出している彼らにとって、仕事は楽しいものなのです。

先に紹介した「ピア効果」と通じる部分がありますが、仕事を楽しんでいる人と一緒に仕事をすると、好影響を受けるだけでなく、仕事のテクニックやタスクの管理方法などをすぐ近くで見ることができるので、自分に落とし込みしやすいです。

学んだことを実践していくうちに、成果が出てきて仕事を楽しめるようになります。

業務の一部分に楽しさを見い出せると仕事全体が楽しくなる

キャリアアップに焦点を当てる

会社がつまらい、楽しくない状態でも、キャリアアップを意識して仕事をしていると、仕事へのモチベーションも上がり、徐々に楽しんで仕事ができるようになっていきます。

目標は何でも構いません。今の仕事で成果を出して役職を上げる、スキルアップして転職する、社内ベンチャーの立ち上げを目指す、会社をやめて独立するなどなど、自分はこれでテンションが上がる!というものを見つけてみましょう。

目先ではなく将来を見据えて仕事をすると、仕事が楽しくなる

異動を申し出る

いくら楽しむ工夫しても、現状の仕事内容がつまらない、会社が楽しくないという場合は、部署移動を申し出るなどして、環境を変えると状況が好転するかもしれません。

というのは、先にも述べたように、環境が変わることによって、これまでと違った社員たちと一緒に仕事をすることになるため、プラスのピア効果を期待できますし、「好きだな、楽しいな」と思える仕事をさせてもらえるかもしれないからです。