高知県の子育て環境

高知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

高知県では、次代を担う高知のこどもが健やかに育つための環境づくりを進め、誰もが希望する時期に安心して結婚、妊娠・出産、子育てすることができる環境づくりに向けて取り組んでいます。

出産・育児・子育て応援サイト「こうちプレマnet」は、出産・育児について、役立つ情報や知識を提供する、ママ・パパの出産・育児応援サイトです。

県内の子育て世代包括支援センターをはじめとした支援・相談窓口、イベント情報などを掲載しているほか、妊娠や出産に関することや子育ての悩みなどの相談ができる「プレママ相談」の申し込みも可能です。

就学前の保育・教育サポートネット「とさすく」は、土佐の子どもたちが「すくすく育つ」という想いを込めて、保護者の方々や保育所・幼稚園・認定こども園等、そして地域が一緒に子どもたちを育めるようサポートしています。

ひとり親家庭の就労サポートもあり、仕事や生活のこと、親権や養育費のことなどさまざまな相談に応じています。

高知県で住むならどこがいい?

高知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

では、高知県で住むならどこが良いのでしょうか。おすすめの街をいくつか紹介します。

【県庁所在地】の周辺に住むなら

県庁所在地・高知市の人口は、2021年5月現在323916人です。隣接する南国市は、高知市へ車で30分程度と便利な場所にあります。

空港・鉄道・路面電車・高速ICなどがあり、交通の要所になっています。田園都市であると同時に、高知大学医学部・高知大学農学部・国立高知高専が集まる学園都市でもあります。

また、同じく高知市へ車で30分ほどのいの町は、市街地では交通アクセスの良い便利な暮らしを、中山間地では自然豊かな暮らしを選ぶことができ、移住専門相談員によるきめ細かな移住相談も受けられます。

高知市へ車で約37分の日高村は、高糖度トマトが特産品で就農を応援しています。工業団地が2ヶ所あり、一般企業の求人もあります。いずれも高知市に近くて、住みやすい街だと思います。

四万十市

四万十市は、高知県の西部に位置し、北西は愛媛県、東南は太平洋と面しており、中央部を四万十川が南下し太平洋にそそいでいます。

高知市から105.4km、車で約2時間の距離にあり、中心地域には大型商業施設などがあり、程よい田舎暮らしができます。仕事の後や休日にはサーフィンやサイクリングなどを満喫できます。

移住支援専門のNPO法人が移住から定住まで寄り添った支援を行っています。自然豊かな環境で暮らしたいけど、田舎すぎるのは不安という人には、ほどよく便利な田舎暮らしができるのでおすすめです。

乳幼児・児童医療費助成制度もあり、0歳から中学3年生の子どもの入院、通院にかかる医療費(保険診療対象分。ただし食事療養費を除く)の自己負担分を全額助成しています。

ほかにも、新規就農研修支援事業として、研修受入農家等が実施する新規就農研修への支援に対し、予算の範囲内で補助金を交付したり、起業・継業に対して支援したり、市産材を使用して一定要件を満たす木造住宅を新築する人に上限100万円を助成する、支援制度があります。

高知市

高知市では、坂本龍馬や板垣退助をはじめ多くの偉人が誕生し、よさこい祭りが生まれました。県庁所在地である高知市は、海・山・川が都市の近くにあって、豊かな自然環境と便利な生活の両方が実感できるまちです。

地方都市としての機能がぐっと詰まり、教育・医療・福祉・文化・娯楽などが充実していて、多くの働く場所や、起業のチャンスもあります。

明るくてオープンマインド、皆で盛り上がることが大好きな、自由でラテンな気風があります。また高知市では、移住を検討中の人に「こうち二段階移住」をすすめています。

いきなり田舎暮らしをはじめるのではなく、まずは比較的都市部の高知市に移住・滞在(1ステップ)し、そこを拠点に高知県内をめぐり、自分に合った場所を見つけてから、最終的な移住(2ステップ)を決める仕組みです。

一段階目の高知市への移住にかかる引越し費用等に対して補助を行っています。また、親世帯と同居等となる子育て世帯のUターンにかかる転入・定住費用に対しても補助を行っています。ほかに、よさこい祭りをきっかけに移住する「よさこい移住」を支援しています。

土佐市

高知市から17.7km、車で約26分の距離にあり、田舎暮らしがしたいけれど田舎すぎる所は不安という人にはピッタリの町です。交通面に関しては、高速道路のインターチェンジが市内中心部に有り、また近年においては国道56号線の整備も着々と進んでいます。

また、土佐市独自の公共交通である「ドラゴンバス」が、市内一円から近隣のJR伊野駅まで最大300円(小人100円)で運行されており、市内外を問わずどこに行くにも便利な環境が整っています。

産業では清流仁淀川の水を活かした製紙業や、温暖な気候、肥沃な土壌を活かした土佐文旦・ユリ・しょうが等に代表されるさまざまな農作物が作れる環境にあり、露地栽培、ハウス栽培等が盛んに行われています。

また漁業では、太平洋に面した宇佐漁港があり、宇佐のウルメイワシを代表に、土佐節発祥の地として名高い鰹節等、水産加工品の生産も有名です。

土佐市は待機児童ゼロです。小学生の入院・通院の医療費、自己負担額の全額が助成されるなど支援制度も充実し、子育てがしやすい環境が整っています。

香南市

香南市は高知県のほぼ中心地に位置し、ものすごい田舎ではないけど、ちょっと田舎(ちょいなか)なまちです。高知市から16.8km、車で約35分、空港まで約8分の、程よく便利で自然も豊かなまちです。

県が誇るブランドみかん「山北みかん」と生産量日本一のニラが有名です。受入農家のもとで農業研修を行う人を補助したり、自営の沿岸漁業者として独立・自営を目指す人に必要な漁業技術習得や自立後の生活支援を行っています。

市の空き家バンクに登録された空き家を利用する場合の耐震化とリフォーム等に要する経費を補助します。15歳までの子どもの医療費自己負担分を助成したり、一般不妊治療(人工授精)を受けた夫婦に治療に要した費用の一部を助成したりする医療面のサポートもあります。

病後児保育施設を備えた総合子育て支援センターもあり、子育て支援が充実しています。

室戸市

室戸市は、高知県の東の東南端に位置し、海岸線の大部分は室戸阿南海岸国定公園に指定されています。高知市から6.7km、車で約1時間50分のところにあります。

弘法大師空海が悟りを開いた地でもあり、また海洋深層水の町でもあります。産業面では、遠洋マグロ漁、土佐湾のキンメ漁などの漁業や、温暖な気候を利用した早出のビワや栗などの農業が盛んです。室戸ユネスコ世界ジオパークがあります。

雄大な自然と数々の祭りや伝統行事が受け継がれています。住宅改修にかかる経費を上限240万円として補助します。高知家で暮らし隊に登録し、カードの提示をすることで1年間特典が受けられる「移住者特典」などもあります。

子育てや医療の面では、出産祝い金や、中学校卒業までの子どもに対する医療費自己負担分の全額助成(入院・通院)、不妊治療費補助金制度があります。

まとめ

高知県では、移住を検討している人向けに、さまざまな支援制度を設けています。各市町村のHPからも高知の良さや魅力が感じられます。お試し滞在ができるところもあるので、ぜひ移住支援窓口へ相談してみてください。


提供・移住支援.com

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