ヨガでリフレッシュしたい、ダイエットしたい、気持ちを整えたい。
さまざまな理由でヨガを始める方がいるかと思います。
しかし、正しく行わないと思ったような効果を得られないだけでなく、ケガをする、体調を崩すといったリスクも。
それでは本末転倒ですよね。
今回は、ヨガの効果を最大限に引き出すための注意点をご紹介していきます。
ヨガの効果を引き出すための注意点7つ【正しくやらないと効果なし】
ヨガの注意点①:体調が悪いor満腹のときには行わない
ヨガのポーズには、内臓を刺激するものが多くあります。
そのため、体調が悪いとき、オナカがいっぱいのときには行ってはいけません。
ヨガのうれしい効果が得られないだけでなく、体調が悪くなってしまう恐れがあります。
特に貧血ぎみのとき、めまいがするときに逆転のポーズをしてしまうと、症状が悪化してしまいます。
少しでも気分が悪いなと思ったら、やめておきましょう。
なお、瞑想のみであれば問題ありません。
また、食事はヨガを始める2~3時間前には終えておきましょう。
空腹の状態で行うのが理想的です。
朝のヨガであれば、白湯だけ飲んでも良いですね。
ただし、アシュタンガヨガなど筋肉を使うヨガの場合は、あまりに空腹で行うと低血糖状態になってしまうことも。
胃腸に負担のかからない程度のエネルギー源を摂取してから行うのがオススメです。
ヨガの注意点②:呼吸を止めない
ヨガ初心者の方に多いのが、少しツラいポーズのときに、つい呼吸を止めてしまうこと。
人はグっとたえる時には息を止めてしまうことが、多いのです。
呼吸を止めてしまうと緊張した状態になり、ヨガの自律神経のバランスを整えるという効果が発揮されません。
私はヨガの師匠から「ポーズの正確さよりも呼吸が大事」「呼吸が止まるくらいならポーズはしなくてもいい」と教わりました。
それくらいの気持ちで、呼吸に意識を向けてみてください。
ヨガでは、難易度の高いポーズになればなるほど呼吸が味方に。
呼吸が上手くなると、どんどんヨガのポーズも深まっていきます。
ヨガをしているのに効果がないと感じたら、呼吸が止まっていないか、ポーズと連動した深い呼吸ができているかを確認してみましょう。
ヨガの注意点③:正解・不正解に捕らわれない
真面目な生徒さんに多いのが、十分できているのにまだ完璧にできていないと自分を追い込んでしまうこと。
人よりできているかどうかを意識したり、自分のポーズが変じゃないかと不安になったりする方もいますね。
そこばかり気にしてしまうと、ヨガ本来の良さを味わうことができなくなってしまいます。
それよりも「自分にとってはこのくらいの手の伸びが気持ち良い」「今日は浅めの前屈が合っている」といった心やカラダとの対話を大事にしましょう。
ヨガにはさまざまなスタイルがあり、同じポーズであっても体つきや性別、教わった環境によって大きく異なることがあります。
目の前のヨガ講師がしているポーズが絶対に正しい、前屈や後屈は深くできた方がスゴいなどということはありません。
ヨガの注意点④:自分の限界を超えない
ヨガは筋トレとは違います。
筋トレは自分が限界だと思ったところから2~3回がんばることで筋肉の成長が見込めるようになりますが、ヨガの場合は限界を超える必要はありませんし、無理をしてはケガにつながってまいます。
ヨガ本来の目的は、自分を知ること。
「今の自分はここまでできる」「今日は前回より体が硬いな」といったことを観察することの方が大事なのです。