髪が傷まない温度は?
ヘアアイロンで髪が傷まないようにするには、できるだけ低温設定で使用するのが良いとされています。
しかし、あまり低温で設定すると、形を作るために何度も同じ場所にアイロンをあてることになり、かえってその摩擦で髪が傷む原因に。
プレートを挟んだ瞬間、髪の毛の温度で一時的にプレートの温度が下がります。
季節にもよりますが、50℃ほど下がることもあります。
例えば、最初に180℃で設定したとして、髪を挟んだ瞬間130℃まで下がるようなイメージです。
プレートに温度低下センサーがついているようなヘアアイロンの場合は、すぐにプレートの温度が戻ってきますが、機種によってはそうでないこともあります。
少し高めの温度にして短時間で終わらせるほうが、髪へのダメージを軽減することができる場合も。
長さや髪の状態にもよりますが、以下の温度を目安にしてください。
硬い髪質・クセが強い・髪の毛が太い・健康的な髪は180℃前後。
やわらかい髪質・クセがない・髪の毛が細い・傷んだ髪質は150℃以下。
あくまでも目安ととらえて、ヘアケア用品で髪を保護しながら、自分にあった温度を探してみてくださいね。
ヘアアイロンの熱から髪を守るヘアケア用品3選
ヘアアイロンのプレートは、メーカーの開発により、髪が極力傷まない製品としてあまり差がなくなってきました。
それでもやはり、熱や摩擦によるダメージをなくすことはできないので、ヘアケア用品で熱やダメージから髪を保護する方法が良いでしょう。
ヘアケア用品にもさまざまな種類がありますが、ここでは
- ヘアアイロンの熱から守る【ヒートプロテクト効果】
- ヘアアイロン前に使用できる
の2点に絞ったヘアケア用品(スタイリング剤)を紹介します。
オルナ オーガニック ヘアミスト 200ml
タイプ:ウォーター・オイル
香り:ラベンダー&オレンジ
潤い成分がたっぷり入っており、ヘアアイロン前に使用すると、毛をやわらかくしてスタイリングしやすい髪質に導きます。
使用しなかった場合と比較して、朝のセット時間が10分程度短縮されるというデータも。
ティーツリーの葉油にラベンター油とオレンジ果皮油をかけ合わせた爽やかな植物アロマのボタニカルな香りです。
朝、丁寧にセットしても、夕方には崩れてしまったり、髪がパサついてしまったりする人におすすめのスタイリング剤です。
この商品はオイルタイプもあります。
仕上がりにツヤ感を求めている人にはオイルタイプがおすすめですよ。
強い香りが苦手な人は、ぜひ一度こちらのヘアケア用品を試してみてください。
ふんわりナチュラルな香りに癒やされること間違いなしです。
リーゼ 熱を味方にする オイル 120ml
タイプ:オイル・ミスト
香り:アロマティックフルーティフローラル
こちらの商品は、夜髪を洗ってからタオルドライをした後に使用する商品です。
夜の間に、オイルの成分(イソステアリルグリセリル)がゆっくりと髪の内部に浸透します。
朝、ヘアアイロンでスタイリングする時は、何もつけなくても大丈夫。
熱を味方にする「ヒートフレンズ処方」で、ヘアアイロンをいつもより低温設定にしても、しっかりと形づくと評判の商品です(140℃以上で使用の場合)。
オイルタイプが苦手な方は、ミストタイプもあります。
オイルタイプは「手がベタつく」という口コミもありましたが、500円玉1~2個分(セミロング)を数回に分けて重ねづけしてなじませるのがコツです。
髪にダメージを与える熱を、逆に「味方につける」という発想のヘアケア用品。
ヘアアイロンの温度を低くしたい人は、ぜひ一度手にとってみてください。
プロスタイルフワリエ ストレートグロスメイクオイル 40mL
タイプ:オイル
香り:---
ヘアアイロンの高温によるダメージをブロックしながら「まとまる」「キープする」を実現。
ベタつかず、サラサラと軽い浸透オイルです。
髪につけた後すぐにヘアアイロンをあてても「ジュッ」となりにくく、素早くアイロンが使用できるため忙しい時は助かります。
熱を味方にするアレンジスタイルキープ成分で、朝のスタイルとツヤ感を1日キープします。
ヘアアイロン用のスタイリング剤で、180℃以上の高熱ダメージをしっかりブロック。
内部と表面のダブルケアで、失われたツヤを補修します。
さらに、急激な温度変化によるダメージからも髪をしっかり守るダメージ補修成分アミノ酸配合です。