ヘアアイロンを繰り返し髪にあてることで、髪が傷まないか心配になりますね。できるだけ髪が傷まないように作られた、おすすめのヘアアイロンを紹介します!ダメージを減らす温度や使用方法、アイロンの熱から守るオイルも紹介しますので、ぜひご覧ください。
ヘアアイロンで髪が傷む理由は?
髪が傷む原因と聞いて、真っ先に頭に浮かぶのは、髪の毛の色素を抜くブリーチや縮毛矯正、パーマやヘアカラーなど、薬剤を使用した時ですね。
他にも、ヘアアイロンやドライヤーの熱、日々のブラッシングや紫外線でも傷みます。
一般的に「髪が傷む」という時は、髪の毛の表面にある「キューティクル」が傷ついて、ツヤがなくなったり、髪全体の潤いがなくなりパサつきが出たりする状態です。
ヘアカラーも色落ちしやすくなり、ひどい場合は切れ毛や枝毛になります。
ヘアアイロンが髪を傷めるのは、高温にしたプレートで髪を挟んだり、繰り返し髪の表面にプレートを滑らせ摩擦が起きたりするためです。
キューティクルが剥がれ落ちて傷つき、髪の内部にある水分が抜けやすくなります。
髪が傷まないようにする方法は?
ヘアアイロンを使っても、完全に髪が傷まない方法はありません。
ヘアアイロンを使う以上、摩擦や熱で多少なりとも髪にダメージを与えます。
では、どのようにして髪をダメージから保護すれば良いのでしょうか?
プレートの材質や機能にこだわる
プレートの材質によって、極力摩擦を抑え、アイロンを滑りやすくするものもあります。
プレートの機能によってもダメージをおさえたり水分を補ったりするものがありますので、何に重点を置くかがポイントです。
■ プレートの材質
ヘアケアを重視するのであれば、セラミックやチタンでできたプレートのヘアアイロンがおすすめです。
セラミックやチタンは摩擦が少ないので、スタイリング中に髪がひっかかりにくく、髪へのダメージをおさえることができます。
セラミックは高級な材質で、セラミックプレートのヘアアイロンは1万円以上するものが多いようです。
しかし、価格を抑えるために「セラミック配合プレート」や「セラミックコーティングプレート」など、工夫されたヘアアイロンも多く販売されています。
そのため、家電量販店に現在並ぶ商品は、プレートではあまり差が出ないようです。
■ プレートの機能
プレート部分からイオンを発生させたり、スチームを蒸発させたりして、髪の水分を補うものもあります。
すでに髪が傷んでしまっている人は、スチームで濡らした髪に高温のプレートをあてることで、より内部の水分が失われてしまうためおすすめしません。
他、プレートにバネが入っていて上下するものは、髪をつかみやすく、毛先まで優しくフィットして、髪への負担を減らせます。
プレートに温度感知センサーが搭載されたものは、ヘアアイロンを髪にあてた時に一瞬下がる温度をすぐに設定温度に戻すことができます。
プレートは、それぞれのメーカー、それぞれの機種、さまざまな工夫があり違いが出る部分ですので、ひとつずつチェックしてみてください。
ヘアケア用品を使用する
ヘアアイロン前に使用できるヘアケア用品があります。
ヘアアイロンの熱から保護したり、補修成分や保湿成分が含まれたりするものを使いましょう。
スタイリング剤であれば何でも良いわけではありません。
商品によっては、ヘアアイロン前に使用することで水分が蒸発しにくくなり、何度も同じ場所に高温のプレートをあてなければ形が決まらず、髪が傷む原因になることも。
ヘアアイロン用のスタイリング剤があります。
ヒートプロテクト効果のあるものや、補修成分が配合されているものが良いでしょう。
ヘアアイロン用のヘアケア用品を使用すれば、ダメージを減らして極力髪が傷まないようにスタイリングすることができます。
タンパク質を摂取する
髪の毛はタンパク質で作られているため、食事からタンパク質を摂取して、髪の毛をより健康的にすることも大切です。
筋トレをする人が飲むプロテインは最近、髪の毛にも良いと注目を浴びています。
特別に今筋トレをしていないあなたも、積極的にタンパク質を補って、健康的な髪にすることで、ダメージに強い髪質を作りましょう。
タンパク質が不足すると、髪質が劣化します。
女性が1日に摂取すべきタンパク質の量は50gと言われています。
食事から摂ること難しい人は、プロテインを飲んだり、プロテインが入った食品を食べたりしてタンパク質を補ってみてください。
ヘアアイロンを購入する時のポイントは?
ヘアアイロンを購入する時は、次の項目に注目してみてください。
- 髪が挟みやすいか、滑りやすいか
- 持ちやすさ(グリップ)や重さはどうか
- 温度調節はどのくらいの幅でできるのか
- 設定温度到達までの時間
- 安全装置がついているか
- コードの付け根部分はどのような形状か
- 海外で使用できるか
店頭に並ぶヘアアイロンは値段の幅はあるものの、使い勝手はどれもあまりかわらない感じがします。
しかし、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、不足しているものがあったり、使い心地に差がでたりします。
髪質や髪の量、長さによっても違いがありますので、自分の髪の毛の状態にあったものを購入することが大切です。
選ぶ時の優先順位を3つほどあげてみましょう。
おのずと自分にマッチした理想の1本が見つかりますよ。