明るく表情が豊かな人は、魅力的ですよね。パーツや骨格の土台はなかなか変えられませんが、表情がかたいのは自分次第で変えることができます。ここでは、表情がかたい原因と改善方法をお教えします。少し練習も必要ですが、ココを押さえたらイキイキとした表情ができますよ。

表情がかたい 周りの人にどう思われてる?

よく「表情が豊かな人はステキに見える」と言いますが、表情豊かな人みんなが美形な人とは限りません。
でも、表情豊かな人はどこかイキイキとしていて、こちらも明るくポジティブになれる、そんな魅力に満ちていませんか?

では反対に、「表情がかたい人」というのは、周りの人にどう見られているのでしょう。

自分で「表情がかたい」と思っている人、周りの人から「怒ってる?」「何かイヤな事あった?」「緊張してる?」なんて声をかけられることが多い人。表情がかたい本人は、特に何も考えていなくても、相手からはどちらかといえば心理的にネガティブな印象を受けがちです。

また、病気の時や精神的に落ち込んでいる時はともかく、普段の何気ない時に「表情がかたい」と思われているアナタは、ズバリ損をしています!

「笑いジワ」なんて表現もありますが、今どんな表情で生活をするかは、年齢を重ねるとシワやたるみの特徴に大きく影響してきます。シワやたるみは避けられないものですが、顔は年輪のように蓄積されたシワなどで、性格や表情がわかることが多くあります。

今からでも遅くありません。ここでは、接客や表情のトレーナー経験のある私が、表情がかたい人の特徴、原因や改善方法をお教えしますので、ぜひお試しあれ♪

表情がかたい その心理や特徴・原因とは

それでは、表情がかたい人の特徴について考えてみましょう。

もちろん一つには、目つきや目鼻立ち、歯並びのほか、顔のパーツなどの特徴の原因もあります。この悩みについて、まぶたを一重から二重にするなど、矯正や整形で改善することで自信につながり、表情が明るくなるかもしれませんが、ルックス重視な職業につきたい人以外には、かなり優先順位は低い方法でしょう。お金もかなり必要ですしね。

一方、表情が豊かな人とは?

お金がかかる方法は、後の手段にとっておくとして、まずは今すぐお金をかけずに改善できる方法から考えていきましょう。実際のところ、ルックス的に美人でも、表情がかたくて「もったいない」人は沢山います。

まず、表情がかたくない「表情豊かな」人は、実際どんな特徴をしているのでしょう?

「目は口程に物を言う」なんて言葉がありますが、目だけでキリッと真面目で厳しい表情もできれば、目を優しく細めて穏やかな表情を浮かべることもできます。また口も、悔しい時には真一文字に結んでみたり、楽しいことが有ればガハハと大きく口を開けて笑ってみたり、喜怒哀楽をハッキリ表現しています。

もっと言えば、笑顔と一言で言っても、かすかに笑う微笑みなのか、モデルのように上の歯だけ見せる笑顔なのか、元気いっぱいの爆笑なのか。また怒りの顔も、顔色を真っ赤にしてカンカンなのか、ムスッとしているだけなのか…表情って喜怒哀楽と一言でいうと簡単ですが、その時の心理状態によって千差万別。数えきれない程の表情があると言って良いでしょう。

この表情をどれだけ自分で操ることができるか。表情豊かな人はココが上手な人なのです。ニコニコ可愛く見せたいからと自分が一番可愛く見える表情を保っていたところで、「裏で何を考えているんだろう」と相手はちゃんと見ています。
それだけでは、決して魅力的には見えないのです。

表情がかたい でも、こんな時はまず病院へ

表情がかたい特徴の多くは、意識的に改善しようと練習したり努力するだけで、すぐ改善の効果が見られます。

しかし、まれに病気など身体的な部分に原因があると、それはもちろん治療が必要です。ここでは若い人でも意外と多い、病気の特徴をご紹介します。

心に問題を抱えている時は、精神科や心療内科へ

まずは、心理状態が生活に影響するほど悪い状態の場合。例えば、大好きな人を失ったり、頑張っていた仕事や試験が上手くいかず大変な挫折を味わったり、無気力で何も手につかなかったり…。

食欲がない日が続く、眠れない日が続く、息が苦しくなる…。自分でもどうしようもない問題を抱えている時は、精神科や心療内科で、診察やカウンセリングを受けてみるのも良いでしょう。うつ病や、不安障害など病気が原因の可能性もあります。うつ病は「心の風邪」なんて表現されることもあります。

また、誰かに聞いてもらえるだけで、心が軽くなることも多くあります。女性は特に結論はすでに自分の中に持っていたりしますが、だからこそ相談して賛同してもらうだけで、改善する場合も多いそうです。

精神安定剤など薬が心配な人には、漢方薬を処方してくれたり、アロマセラピーやバッチフラワーなど、最近は薬以外で対処方法を教えてくれる病院も沢山あります。予約が必要な場合が多いのですが、気軽に受信してみてはいかがでしょうか。

顔が引きつるorけいれんする時は、神経内科や脳神経外科へ

心も問題ほど数は多くありませんが、重症化している可能性が高いのが、この状況です。

ピクピクと顔が痙攣したり顔の筋肉が引きつる症状が出ている時は、すぐ一度神経内科や脳神経外科への受診をお勧めします。ストレスや疲労の蓄積で一時的なものもあるのですが、脳こうそくなど脳の病気である可能性も捨てられません。

口が開けにくいor顎が痛い時は、歯科や口腔外科へ

口は表情を作るのに、非常に重要な役割を果たします。

顎関節が痛く口を開けにくい症状は、口周りの筋肉がかたくなる原因にもつながります。また直接、表情には関係ありませんが、活舌も悪くなりますので放っておかない方が良いでしょう。歯科や口腔外科で顎関節症など、可能性がある病気の検査をしてくれます。

大きな治療が必要なければ、整体やカイロプラティック、リンパケアで改善する場合もあります。それぞれ相性があるので、どれがオススメということは言えませんが、ぜひ色々と試してみてください。姿勢やマッサージなど自分で対応できることもあります。

また当然のことながら、虫歯や歯ぎしりがある場合も、ぜひ治療しましょうね。