サイコパスの性格/感情にはどんな傾向がある?

サイコパスの特徴36選と見分け方!顔・男女の違い・原因も
(画像=『Lovely』より引用)

次に、サイコパスの性格的な特徴をご紹介します。少しでも付き合いのある相手であれば、性格でも「サイコパスかもしれない」と疑念を持つこともできるかもしれません…!

⑤良心が異常に欠如している

一般的な人は、ある程度他人に対して感情移入したり、同情心を持ったりするものですが、サイコパスはそのような感情を持つことがなく、悪いことをしても罪悪感などは持ちません。良心の呵責などというものもないようです。

サイコパスの人は、他人に頭を下げて謝るということを知らず、どんなに悪いことをしても、「自分のどこがいけないのか?」と悪びれないでしょう。

⑥罪悪感が皆無

サイコパスの人は、罪悪感が皆無に等しいということも特徴として挙げられます。一般的な心理であれば、誰かにひどいことをしていると、次第に自分は悪いことをしている、これはやってはいけないことなのだという罪悪感が生まれるものです。

たとえ相手が気に入らない人物であっても、良心の呵責に苛まれるでしょう。しかし、サイコパスは罪悪感など微塵の感じることなく平然としていることが多いようです。

⑦プライドが高く自己中心的

サイコパスは自己愛が強いという特徴もあります。自意識が高く自分が正しいと思っているので、自分の非を認めることはなく、いとも容易くそれを他人のせいにしたり罪をなすりつけようとするようです。

また、自分中心に世界が回っていると考えているので、わがままな性格に感じることも…。自分のわがままが通らないと、嘘をついて相手を自分の思うように動かしたり支配したりなど、何が何でも叶えようと画策するでしょう。

また、サイコパスはプライドが高いので、他人に非難されるのが我慢できません。賢く口が上手い人も多いので、他人に非難される前に嘘をついて非難を逃れることもあるかもしれません。

⑧行動に対する責任能力がない

責任能力がないのもサイコパスの特徴です。心理的に責任感というものがないので、家賃を払わなかったり、他人からの借金など払わなくても平然としているというケースもあるようです。仕事で割に合わないものは手をつけない、というずるい考え方をすることも考えられます。

⑨いつも刺激を求めている

サイコパスは、刺激的なことをいつも求めています。退屈することを厭うので、ルーティンワークなどはしたたがらないかもしれません。痛みや恐怖に対する反応が鈍いため、他人が驚くような危険なことを平気でやろうとすることもあるようです。

心理的にいつもスリルを求めているので、まるでジェットコースターのような事の成り行きも、まるでゲームのように楽しむ面があり、刺激がないとイライラしたりするでしょう。

仕事なども、やりかけている企画があっても他に面白そうな企画があるとすぐに名乗りをあげるといったこともするかもしれません。

落ち着きがない、誰もが縮みあがりそうな恐ろしいことも、目を輝かせてやろうとするなど、チャレンジ精神旺盛との見極めが難しいですが、周りに迷惑をかけても平然としているような顔であれば、サイコパスかもしれません。

⑩優しさや同情心というものが感じられない

サイコパスには、人間の持つ優しさや同情心というものがないようです。誰かを救おうというよりも、苦境に立たせようとし、それを楽しむことさえ考えることもあります。他人の苦しむ顔を見るのが楽しい言う異常な心理を持つ場合もあるでしょう。

また、サイコパスは他人に同情することもありません。相手の痛みというものに鈍感で、まず優しさの手を差し伸べるということもあまりないようです。

⑪感情が薄っぺらい

サイコパスの心は薄っぺらく、人間らしい感情があまりありません。喜び、悲しみ、感動など、人間の心理的に善的な感情が薄いため、人を褒めたり、優しい言葉をかけたりした時に、感情がこもらず形式的にすら聞こえてしまうことがあるようです。

また、サイコパスは何かに「悩む」ということもないようです。悩むより、他人を欺き、物事を自分に有利に運ぶほうが合理的と考えるのでしょう。

⑫感情や行動をコントロールできない

サイコパスは、自分の感情や行動をコントロールすることができません。

自分の思い通りに物事が運ばないことに苛立ったり、腹を立てたりすることがあります。また、自己中心的なため、思い通りに行かないことに対する腹いせや怒りを、他人にぶつけたりします。

サイコパスは頭がいいので、それを他人にわからないように装いますが、心の中は、ドス黒い粘着質の怒りで溢れかえっているようです。幼少期からこの片鱗は現れる傾向が強いようです。

⑬いつも夢見がち

サイコパスは、現実からかけ離れた世界で生きていて、現実と自分の置かれている状況をうまく組み立てることができないこともあつようです。

実力もないのに、実力以上のことをできると信じ込んだり、根拠のない自信に満ち溢れており、大きな夢ばかり偉そうに語ったりする人がいたら要注意です。

⑭衝動的な行動が多い

自分の感情の赴くまま行動をするのもサイコパスの特徴です。

大した収入もないのに、いきなりクレジットカードで高額の買い物をしたり、衝動的に危険なことをしようとしたり。そこには計画性などというものはないようです。先のことは考えず、その時が良ければいいという刹那的な行動が多いのも特徴の一つと言えるでしょう。

⑮一見博学である

サイコパスは、ある意味理論的に物事を考える思考回路を持っています。感情が欠落しているぶん、身勝手な理論で相手をけむに巻く、という面があります。

一見博学に見えますが、その知識は自分を向上させるためではなく、人心掌握のために使われることも多いようです。その場合、知識はそれをひけらかして人々を寄せ集める道具でしかありません。

⑯現実的な目標を持たない

サイコパスは、現実的な目標をくだらないと考えます。物事を単純に捉えがちで、そして計画性もありません。

目標などなくても、その場その場で困難をうまく切り抜けられる自信があるのです。その手段は、裏切りであったり、策略であったり、決して良い手段ではありません。

しかし、うまく切り抜けるためには手段など選ばない、というのがサイコパスの危ない心理のようです。