ヨガには動物がモチーフのポーズがたくさんあります。
「ウサギのポーズ」も、その中のひとつです。
今回はウサギのポーズのやり方や効果についてご紹介します。
ウサギのポーズとは?
「ウサギのポーズ」は、ポーズの形がウサギのように見えることから、このような名前で呼ばれています。
サンスクリット語ではSasankasana(シャシャンカ・アサーナ)と呼ばれ、「シャシャンカ」はウサギという意味です。
頭をカラダより下へ向ける逆転のポーズのひとつです。
逆転のポーズは難しいものが多いですが、その中でもウサギのポーズは比較的簡単であり、初心者でも挑戦しやすいポーズです。
ウサギのポーズの効果4つ!
下半身から、頭部や上半身に血液を流す「ウサギのポーズ」では、さまざまな効果が期待できます。
ここでは、ウサギのポーズで得られる4つの効果をご紹介します。
頭のリフレッシュ
ヨガの「逆転のポーズ」は、その名の通り普段は上にある上半身を下に向けます。
それにより、頭部に新鮮な血液が流れ、脳を活性化して頭をリフレッシュさせてくれます。
即効性があるので、仕事で集中力がなくなってきた時などに行うのもオススメです。
また、偏頭痛などの緩和にも効果が期待できます。
眼精疲労や肩こり
「ウサギのポーズ」には、眼精疲労を緩和する効果も期待できます。
頭部への血流を促すポーズなので、目のまわりの血行を促進して、眼精疲労を軽減してくれます。
また、普段は動かさない方向に肩を動かすポーズでもあるため、肩まわりの筋肉をほぐし、肩こりの緩和も期待できます。
自律神経を整える
「ウサギのポーズ」では、頭部にあるツボのひとつである「百合(ひゃくえ)」を刺激してくれます。
百会のツボは、自律神経を整えるツボとして知られています。
副交感神経を優位にして緊張を解き、リラックスさせてくれるので、寝る前の夜ヨガにもオススメのポーズです。
美容効果
頭部への血流を促す「ウサギのポーズ」では、顔の血行も促進するので、肌のターンオーバーを促し、美肌作りや肌の血色の改善にもつながります。
また、頭皮の血流も良くなるため、美しい髪の毛作りにもつながることが期待できます。