イチローの伝説的成績や年俸も総まとめ!

イチロー選手は日米両球界でさまざまな伝説的記録を残しています。

日本球界で7年連続首位打者となった後、メジャーリーグに移籍して1年目から首位打者を獲得したため、8年連続で首位打者となりました。

また、1994年のオリックス時代から2010年のシアトル・マリナーズ在籍時の17年間は、連続でシーズン打率が3割超えという驚異的な数字をたたき出しています。

安打製造機の異名の通り、この時期のイチロー選手はまさに寸分違わぬ精密機械のようにヒットを量産していました。

もちろん年を追うごとに年棒もうなぎ上り…!それではイチロー選手が打ち立てた大記録と共に跳ね上がる年俸などもチェックしていきましょう♪

プロ野球界入りは何歳のとき?オリックスでの年俸は?

イチロー選手が日本プロ野球界入りしたのは、1991年のドラフト会議でした。高校卒業後の18歳の時です。

オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)にドラフト4位で入団し、この時の年俸は430万円、契約金は4000万円となります。

そして入団3年目の1994年に、イチロー選手はその当時の日本プロ野球記録であるシーズン210安打を記録し、打率.385をマークして首位打者を獲得します。当時も大きく世間が騒ぎました…!

この記録だけでもすごいのですが、その年のオフの契約更改では、なんと年俸800万円から一気に8000万円となり、歴代最高の年俸アップ率900%を記録します。

2000年までオリックスに在籍し、この年を最後に日本プロ野球界へ別れを告げますが、最終的に年齢は実に27歳という若さで年俸は5億3000万円を達成することとなりました。

メジャーリーグは何歳から?マリナーズ時代の年俸推移も!

2001年、28歳のイチロー選手はメジャーリーグに活躍の場を移します。

1年目はシアトル・マリナーズに在籍し、年俸は5,666,667ドル、日本円に換算して約6億9,133万円でした。

2004年、メジャーリーグで2度目の首位打者を獲得し、この年のシーズン安打記録(262安打)は、メジャーリーグ史上最高安打記録となりました。

マリナーズには2012年、39歳まで連続して在籍し、一時は最高年俸約18億5,400万円(2008年時)まで跳ね上がり、最後の年でも約14億4,000万円の年俸を受けています。

その後の移籍はいつ?年俸や成績の記録もすごい!

2013年、イチロー選手は40歳になり、長年在籍したマリナーズを離れ、ニューヨーク・ヤンキースに移籍します。ヤンキース時代は、年俸約6億5,000万円前後で推移し、2年間在籍しています。

2015年からマイアミ・マーリンズに移籍し、3年間在籍しています。年俸は2億数千万円まで一気にダウンしますが、この時イチロー選手は40代で、まだ現役で活躍していました。

そして2018年から引退まで、イチロー選手は古巣シアトル・マリナーズに戻ってきます。年俸はとうとう1億円を下回り、最終年は750,000ドル、約8,175万円でした。

引退までに打ち立てた記録の数々は、書ききれないくらいですが、中でも代表的な記録をあげてみます。

MLBシーズン最多安打記録(262安打)、プロ野球における通算安打世界記録(日米通算4257安打でギネス世界記録に認定)、最多試合出場記録(日米通算3604試合出場)。

これ以外にも、偉大な記録がたくさんあります。まさに野球界のレジェンドの名にふさわしい活躍を見せてくれました。

イチローの引退日は?引退理由はやはり年齢…?

イチロー選手の引退日は2019年3月21日です。

メジャーリーグの開幕シリーズが東京ドームで行われ、イチロー選手は来日を果たし、プロ野球生涯の最後の打席に立ちました。

試合後、イチロー選手は引退会見を開きました。しかし、引退理由については明確な発言をしていないので、真相は本人以外に分かりません。

ここ数年は成績に陰りが見えてきていたのは事実で、イチロー選手ほどのプロフェッショナルとなれば、やはり自分自身のパフォーマンスに満足が出来なくなったのでは、と言われています。

引退試合は?動画も!

イチロー選手の最後の試合となったシアトル・マリナーズVSオークランド・アスレチック戦は東京ドームで開催され、日本でも大きな話題となりました。

しかし、試合終了後まで、イチロー選手の引退は伏せられていたため、引退試合として行われたわけではありませんでした。

この試合でイチロー選手は9番ライトでスタメン出場。打撃成績は4打数ノーヒット、8回の守備を最後にグラウンドを退き、それがイチロー選手の最後のプレー姿となりました。

そのメモリアルなプレーの様子は、You Tubeなどの動画サイトでも確認できますので、興味ある方はぜひ、チェックしてみてください。

引退セレモニーでの英語スピーチに感動!

2019年9月15日、シアトル・マリナーズの本拠地Tモバイルパークで、イチロー選手の引退セレモニーが行われました。

この時、イチロー選手は流ちょうな英語でスピーチを行い、ファン、選手、関係者に感謝の弁を述べました。

心のこもったスピーチが野球ファンのみならず、世界中の人々から賞賛を浴びましたが、さらにこのセレモニーにスーツ姿ではなくユニフォーム姿で臨んだことも、野球人としての誇りを感じさせる振る舞いとして感動を与えました。

イチロー引退後の現在の活動は?MLBの年金額がすごい!

イチロー選手の引退後の活動に注目が集まっていますが、現在は活動の方向性をまだ明らかにしていません。現在の肩書は、シアトル・マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めていますが、詳しい活動内容はわかっていません。

一方、イチロー選手の引退と共に、メジャーリーグの年金制度が話題となりました。 メジャーリーグで10年間プレーをすると、年金満額支給対象となるのですが、イチロー選手は17年間の現役生活で満額支給対象者となっています。

金額はなんと年間2300万円といいます。「メジャーリーグの年金制度が手厚すぎる…!」と大きく注目を集めました。