アラモアナセンターから歩いてすぐの場所にあったパンケーキの人気店「ヨーゴーストーリー」が、今までのケアモク・インターナショナルビレッジから新しいスポットに移転しました。

紫色のパンケーキが人気のカフェレストラン

今回ご紹介する「ヨーゴーストーリー」は、2010年アラモアナセンターに近いケアモク・ストリート沿いにある、ケアモク・インターナショナルビレッジ内にオープンしたカフェレストラン。

2階まで吹き抜けのゆったりとした雰囲気のお店では、オムレツやエッグベネディクト、ワッフルなどの朝食メニューや、パスタ、ロコモコなどのランチメニューを提供。

なかでも日本では大薯(ダイショ)と呼ばれる、フィリピンのヤムイモの一種、ウベ(Ube)をソースにつかった紫色の「ウベパンケーキ」は大評判。

生地にもオキナワン・スイートポテトを使ったパンケーキは優しい甘みも魅力で、日本でもハワイのガイドブックや数々のテレビ番組で紹介されました。

ケアモク・インターナショナルビレッジが閉鎖となり移転

ロコにも観光客にも人気の「ヨーゴーストーリー」でしたが、1月に閉店してしまいました。

その理由はこの大人気カフェレストランがあったケアモク・インターナショナルビレッジが閉鎖となったためです。

ケアモク・インターナショナルビレッジはケアモク・ストリート沿いにあった商業スペースで、朝日グリルや韓国料理の人気店ソラボルレストランなどが営業していました。

ケアモク・ストリートを含めたアラモアナエリアやカカアコエリアは現在、再開発が進められているエリアで、新しいコンドミニアムの建設ラッシュとなっている地域。

これまでケアモク・インターナショナルビレッジがあった土地も、かねてから「ザ・パークオンケアモク」というタワーマンションが建設される予定となっていた場所です。

完成すると600坪を超える庭園を備えた敷地に42階建てのツインタワーマンションがお目見えする予定です。

移転先はコロナ禍で幕を閉じたダイナーの跡地

ケアモク・インターナショナルビレッジの閉鎖に伴い一時閉店したヨーゴーストーリー。ところが先日インスタグラムをチェックすると、2022年3月1日(火)より、新しい場所で営業していることが発表されていました。

New Locationとして表示されていた住所は「745 Keeaumoku St, Honolulu」。

これは67年間にわたってハワイのローカル達に愛され続け、新形コロナの影響によって2020年4月に惜しまれながらその歴史の幕を閉じた「リケリケドライブイン」があった場所です。

なんと店内はリケリケドライブインが営業していた頃のままで、テーブルなどの配置もそのままなので、リケリケの懐かしい記憶がよみがえる方もいるのではないのでしょうか。

リケリケドライブインの跡地へ移転したヨーゴーストーリーですが、その他のお店の状況も気になります。ソラボルレストランはパゴダホテルに移転して営業を再開する予定。さらに朝日グリルはワードビレッジに移転する予定となっています。

ヨーゴーストーリー/Yogur Story

住所: 745 Keeaumoku St, Honolulu 電話番号: 808-942-0505 営業時間: 7:30~22:00 定休日: 無休

提供・LaniLani



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