日焼け止めによってはニキビを増やしてしまうものがある!?

菌ケアの観点からみていくと、オイリー肌でニキビができやすい肌の方が日焼け止めを選ぶにあたって意識したいのが「オレイン酸」と「グリセリン」の二つです。

まず「オレイン酸」は「アルガンオイル」や「オリーブオイル」などの植物性の油脂に良く含まれている成分です。それ自体は悪くないもので、アルガンなどのオイルは乾燥肌さんにはむしろおすすめします。

しかし、「オレイン酸」はニキビの原因菌でもある「アクネ菌」のエサになりやすいため、すでにオイリーでニキビができてしまっている肌の場合は相性が良くないと考えられます。

水性の保湿成分である「グリセリン」も同様に「アクネ菌」を増やすことにつながる可能性が高いため、ニキビ肌の菌ケアとしては注意した方が良いでしょう。

ニキビができやすい方でも使いやすい保湿成分
✔ ひまわり種子油(オレイン酸含有率17.9%と高すぎない)
✔ ホホバオイル、ローズヒップオイル(オレイン酸含有率10%程度)

インナーUVケアにはザクロジュースがオススメ!

菌ケア目線で選ぶ日焼け止め!ニキビ肌女性が避けたいアクネ菌を増やす成分とは
(画像=『lovely』より引用)

紫外線から物理的に肌を守るために日焼け止めを使用するのも大事ですが、同時に肌のターンオーバーなどには体内環境なども関わってくるので、くすみのない美肌にはインナーケアもかかせません。

日頃から栄養バランスの整った食事をするのはもちろん、ある論文では「ザクロジュース」が美肌に関係しているという研究データがあります。

その研究結果では、ザクロジュースを12週間継続して飲むことで、UV-Bに対する耐性や肌フローラへの変化が示唆されていました。

これからは新しいインナーUVケアとして、ザクロジュースを取り入れるのもいいかもしれません。

教えてくれたのは…
菌ケア専門家 下川穣さん
3年のクリニック経営を中心に、2,500名以上の慢性疾患に対する根本治療を目指した 生活習慣改善指導を行っている。医療法人の理事長を務めていた時代に、菌を取り入れ ることによって体質改善した原体験をきっかけに菌ケアによる根本治療の可能性を感じ、 2018年12月に株式会社KINS を創立。現在、代表取締役を務める。
・Instagram:@yutaka411985 / @yourkins_official

KINSのインナーケア

SUPPLEMENTS(単品)

菌ケア目線で選ぶ日焼け止め!ニキビ肌女性が避けたいアクネ菌を増やす成分とは
(画像=『lovely』より引用)

カラダの内側から整えてくれるサプリメントです。22種類の乳酸菌と、酵母菌、乳酸菌生成物質(乳酸菌が作り出した天然の栄養素)が配合されています。

菌そのものでもあり、菌のエサにもなり、菌を生み出す成分がまとめて三つも補うことが出来ます。腸内にある菌は多様性がある状態が理想的なので、こちらのアイテムは非常に効果的です。多様性に強くなれるよう、菌バランスを考えて整えるために、バリエーション豊かな乳酸菌を22種類配合しています。

ESSENCE(単品)

菌ケア目線で選ぶ日焼け止め!ニキビ肌女性が避けたいアクネ菌を増やす成分とは
(画像=『lovely』より引用)

より純粋に「発酵のチカラ」を突き詰めたエッセンスです。厳選した21種類の乳酸菌が生み出した400種類以上の成分を直接体内に取り入れることで、毎日の調子を整えてくれます。

お酢のようなさわやかな酸味があるため、飲み物や料理にふりかけて取り入れると◎