「ヤムナ・ボール・メソッド(通称ヤムナ)」って、聞いたことはありますか?
まだあまりメジャーではありませんが、とても気持ちよくカラダを整えられるボディメンテナンスです。
今回は、ヨガインストラクターの筆者もオススメの、「ヤムナ」についてご紹介します!
「ヤムナ・ボール・メソッド」ってどんなもの?
「ヤムナ・ボール・メソッド」とは、Yamuna Zake(ヤムナ・ゼイク)氏によって考案された、ボールを使って行う画期的なボディメンテナンス・ボディワークの方法のことです。
ストレッチ効果やトレーニング効果、リラックス効果を兼ね備えたボールセラピーであり、心身にさまざまな良い影響を与えてくれます。
「ヤムナ・ボール・メソッド」は、メソッドに合わせて開発された「ヤムナボール」を使って行なわれます。
深く呼吸をしながらボールにカラダを乗せ、体重をかけるだけの手軽なメソッドであるものの、骨格を整えたり筋肉をほぐしたりしてくれます。
それにより、体内に本来あるべきスペースが生まれ、関節の詰まりなどによる痛みや緊張などを取り除き、健康なカラダ作りを手助けしてくれます。
他のボディワークにはない効果や要素をヤムナに感じ、ニューヨークではセレブやアスリート、ヨガ、ピラティスインストラクターたちに人気を博しています。
「ヤムナ・ボール・メソッド」は、訓練を受けたセラピストによる施術と、セルフメンテナンスとのふたつの方法があります。
ヤムナ・ゼイク氏とは
1954年フロリダ生れのヤムナ・ゼイク氏は、14歳でヨガに出会い、15歳でハタヨガのインストラクタ―資格を取得。
大学で教育学を専攻、同時にメディカルスクールへの進学過程で解剖学、生理学などを学びました。
25歳で長女を出産した際に、ゼイク氏は大腿骨、内転筋などを痛めてしまいます。
整形外科やカイロプラクティックに診てもらっても治らず、自分でケガを治すために試行錯誤をした末、ボールを使ったボディローリングである「ヤムナ・ボール・メソッド」を発案しました。
「ヤムナ・ボール・メソッド」の効果3つ
ヤムナボールを使って行うユニークなボディワークの「ヤムナ・ボール・メソッド」。
ヨガやピラティスとは、ひと味違う効果が得られそうです。
「ヤムナ・ボール・メソッド」の3つの効果をご紹介します。
柔軟性アップ
「ヤムナ・ボール・メソッド」では、直径15〜25センチの独自に開発されたヤムナボールに体重をかけて、カラダを刺激します。
骨や筋肉を整えることで、本来カラダにあるべきスペースが生まれ、関節の可動域が広がります。
筋肉をほぐすだけでなく、関節のつまりなどを解消し、柔軟性アップにつながります。
リラックス効果
ストレスの多い日常では、知らず知らずのうちにカラダが緊張し、筋肉もこわばってしまいます。
そのような固まったカラダを、「ヤムナ・ボディ・ローリング」ではほぐしてくれます。
カラダの緊張がほぐれるとともに心も緩み、リラックス効果が期待できます。
ボディケア効果
「ヤムナ・ボール・メソッド」では「Body Sustainability」=「身体の持続可能性」の探求を掲げています。
年齢とともに、カラダは硬くなり、骨格に歪みも生まれてきます。
そのようなカラダの状態でいると、肩こり・腰痛・関節痛などの慢性的な痛みが出てくるもの。
ヤムナボールで本来あるべき場所に骨格を整えることで、カラダの歪みが軽減、長く使えるカラダを作るボディケアにつながるのです。