ないものねだりは現代だけではなく昔からある人間の本能ですが、ないものねだりは男性より女性に多く見られるのはなぜでしょうか。そしてないものねだりはなぜよくないという印象があるのでしょうか。女性のいろいろな心理から見ていきましょう。
ないものねだりの意味・類語・使用例
ないものねだり(無い物ねだり)の意味
ないものねだりは漢字にすると無い物ねだりまたは無い物強請りと書き、自分の持っていない物を無理に欲しがること、自分になくて当たり前なものや実現できないできないものを無理に望むことを意味します。
ないものねだりの類語
ない物ねだりの類語は隣の芝生は青く見える・隣の花は赤いなどが一般的ですが、関連語や言葉などでは欲しがる・ねだる・求めるなどがあげられます。
ないものねだりの使用例
使い方としては何もしないで痩せたいなんてないものねだりだ、ない物ねだりをしても仕方がない、ないものねだりだとは分かっているが美人に産まれたかったというように使います。
ないものねだり(無い物ねだり)する女性の心理12選
ないものねだりは女性の心理
そもそもないものねだりというのはあって当然の心理で、女性のほうがないものねだりをする傾向は強いのです。ないものねだりをしない人はいないといっても良いでしょう。ただしそれをどうとらえるかは人それぞれで、その選択によって自分自身が変わってきます。
ないものねだりは人間の本能
人間の本能にはないものねだりという心理もあります。欲しかったものが手に入るとその価値を見失いがちで、また違うものが欲しくなるというのが人間の本能です。しかしこれではキリがありませんので、ネガティブにならずに努力したり諦めたり自分でコントロールして、うまく付き合っていくことが必要です。
優劣で考える
昔から女性の心理には、男性に選ばれるために優劣をつけるのは女性のほうが強いと言われています。恋愛と同じでより優れたものを手に入れたいと思うのは当たり前ですが、何がすぐれていて何が劣っているのかは人それぞれです。自分の価値観で決めつけないように気をつけてください。
損得で考える
自分と他人を比較し、損得でものごとを考えてしまうとないものねだりに繋がります。しかし、これは他人に振り回されているということに気づいていないのです。これでは自分を見失ってしまいますので、努力して手に入るものであれば努力をすると向上心に置き換えていくことで自分磨きにもなります。
自己中心的
ないものねだりをより多くする人は自己中心的と考えられます。他の人に合って自分にはないということが許せなかったり受け入れられないのです。説明しても納得できないなど幼児的な人や、常に自分が一番正しいと思っている人に多く見られます。
嫉妬
近年SNSが普及し友人や芸能人までのプライベートを見ることができます。しかしこれらを見て、自分が持っていないものや自分には手に入らないものを羨んで嫉妬していまうことはないでしょうか。これらはないものねだりだと分かっていても、不愉快に思ったり相手の方が勝っていると思いがちです。
憧れ
人は誰しも自分にない物に対して憧れをいだきます。その憧れが手に入るものであれば良いのですが、手に入らないものもたくさんあります。手に入らないものほど憧れは強くなり、ないものねだりになってしまいます。
自信が無い
自分に自信が無い人はみんなはできるのに私にはできない、みんな持っているのに私は持っていないなど、マイナス思考からないものねだりをする人が多くみられます。自分が自信を持つには自分が変わるしかありません。
落ち込む
他人の魅力や才能など、自分の努力ではどうにもならないことはないものねだりです。しかしこれらを見せつけられると、自分にはなぜあの人みたいな魅力や才能がないのかとネガティブな気持ちになってしまいます。確かに、どうしても手に入らないものにないものねだりをするのは当然の心理ですが諦めも肝心です。
わがまま
ただ何もしないでないものねだりをするのはわがままです。わがままを言うのは子供だけではありません。わがままをよく言う人は損得感情でしか物事をとらえることができず、無理だとわかっているのに欲しがったり嫉妬したりするのです。これでは人間関係すらうまく築くことはできません。諦めや我慢も大切です。
被害妄想
あの人は持っているのに自分は持っていないなんて不幸だと思う人もいます。これらは自分が劣っていると認めたことになり、ますます他人を羨み嫉妬して曲がったほうにしか考えられなくなります。これでは自分がダメになるばかりか、醜い人間になってしまいます。現実をしっかり見てください。
感情のコントロールができない
ないものねだりをすると、損や不幸などと無駄に感情をかき乱され、自分自信に目を向けることができず人生を過ごし逆に損をすることになります。欲しくても自分の感情をコントロールすることで欲求を抑えることができるはずです。感情を自分でコントロールして、自分が持っているものに満足できることもあります。
ないものねだり(無い物ねだり)をしない方が良い理由は?
信頼を失う
ないものねだりをしても欲しいものが手に入るわけではありません。他人の価値観で自分を図ろうとしている人に共通して言えることは、不平不満を並べてないものねだりをして他人の悪口などを言うことです。こうすることによって、友人や周りの人の信頼を失ったり不信感を抱かれる可能性は十分考えられます。
あなたも他人から見たらないものねだりの対象
あなたは気づいていないかもしれませんが、他人から見ればあなたもないものねだりの対象になっているということもあるのです。自分では気づいていなくても、他の人が羨むような魅力や家庭やものなど何かしらいくつかはあるはずです。自分が持っていて他人が持っていないものには意外に気づかないものです。
隣の芝生は青く見えるもの
女性は昔から男性よりないものねだりをする生き物で本能です。ないものねだりで向上心が出て成長することもありますが、ほとんどがネガティブな面のほうが大きく作用し自分を見失ってしまいます。隣の芝生は青く見えると言いますがあたなの芝生も他人から見れば青く見えているはずです。