沖縄県島尻郡久米島町へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!島尻郡久米島町の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。島尻郡久米島町に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

沖縄県島尻郡久米島町ってどんなところ?

人口 7,647人(推計人口、2016年10月)
自治体HP 島尻郡久米島町HP

沖縄県島尻郡久米島町は、沖縄本島から西に約100kmほどの場所に位置する離島です。都会の喧噪から離れ「島ぐらし」をしたい方にはぴったりな移住先といえます。久米島町は、平成14年に、島にあった「具志川村」と「仲里村」のふたつの村が合併して誕生しました。

人口は7,000人ほどの小さな島です。久米島町には、壮大な自然を感じられる景勝地が数多くあり、久米島全体が沖縄県の自然公園に指定されています。自然がそばにある「島ぐらし」は、子育て世帯にもおすすめの移住先です。久米島町に移住して、四季の変化を感じたり、波の音、風の音に耳をすましたりすることで、子供たちの五感も育まれるのではないでしょうか。

台風の多い町としても知られており、1年に平均で2~3回ほど台風が接近します。夏の日差しは非常に強く、湿度も高いのが特徴です。冬は最低気温が10℃程度で、12月でも温かい日は、Tシャツで過ごせる日もあるとか。

久米島町の生活環境ですが、個人商店や、野菜の直売所が随所にあり、「島ぐらし」と言われても不便な点はさほどありません。スーパーに大型のドラッグストア、ホームセンターもあるので生活に必要なものはだいたい揃います。

ネットショッピングが普及している現代は、どこに暮らしても買い物の不便さは少ないと言えるでしょう。しかし久米島町では、ネットによる買い物は配送に時間がかかること、離島料金が発生することがあるので注意が必要です。また、台風などの自然災害による高波の影響で、物流がストップしてしまうこともあります。ネットショッピングをする際には、余裕をもった注文を心がけたいところです。

また、ガソリンや日用品、食品にいたるまで、久米島町への輸送費がどうしてもかかるために、全体的に物価が高いです。そのため、家庭菜園や釣りなど、自給自足の生活をしている方も多いです。「物流の遅れ」や「離島料金の発生」このような背景から、久米島町では、商品輸送にかかるコストを克服するため、海洋深層水を活用した産業創出などの革新的な活動も行われています。

また、久米島町は歴史や文化的遺産にも恵まれています。天然記念物や建造物、工芸技術の久米島紬など、国に指定されているものが多くあります。移住した際には、こうした歴史や文化について触れるのも面白そうです。

久米島町へのアクセスは、那覇から飛行機で30分、フェリーであれば約3時間ほどかかります。東京からは飛行機で約2時間30分の距離です。リゾート地としても名高い久米島町なので、移動時間の長さには納得です。久米島町は子育て世帯に向けた支援が充実しています。たとえば、久米島町に移住し、出産のために離島する場合や、島外での検診、予防接種を受ける際には一部補助金がでます。

また、ファミリーサポートセンターや子育て支援センターなど、気軽に利用できる施設もあるので、移住先で子育てできるか不安という方では積極的に利用しましょう。

沖縄県島尻郡久米島町の移住支援制度

沖縄県島尻郡久米島町に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

沖縄県島尻郡久米島町が実施している移住支援制度をご紹介します。

島ぐらしコンシェルジュ

久米島町には、移住を検討している方の相談にのってくれるコンシェルジュがいます。コンシェルジュは、「コワーキングスペース仲原家」を拠点に活動中です。実際に久米島町に移住してきたスタッフたちがさまざまな視点からアドバイスをしてくれます。久米島町の魅力や、島ぐらしへの不安など、経験談をふまえてお話してくれるので、移住への第一歩を踏み出せるかもしれません。まずはコンシェルジュへの相談からはじめてみませんか。

空き家活用促進補助金

久米島町の「空き家・空き地バンク」に登録されている物件の改修などにかかる費用を補助する制度です。久米島町への移住・定住を促進するために作られた制度で、空き家の所有者・利用者のどちらでも申請が可能です。補助額は、かかった費用の1/2で、上限は50万円です。必要書類や詳細は自治体のホームぺージをご確認ください。