『崖の上のポニョ』のあらすじ
続いて『崖の上のポニョ』のあらすじについて紹介します。こちらのあらすじは、気になる部分だけチェックできるよう、物語を起承転結に別けて記載していくので、参考にしてみて下さい。
あらすじ①起
主人公で魚の女の子ポニョは、フジモトが仕切る狭い世界だけの生活にうんざりし、幼いながらに家出をしました。途中のハプニングで、地上に出てきたポニョは、瓶に頭が入ってしまったことで息ができない危機的状況に陥ります。
ところが、海岸の上に住む5歳の男の子宗介に発見され、瓶を割ってもらったことで一命を取り遂げました。優しい宗介と変な魚ポニョは、一瞬でお互いを気に入り、仲良くなるのです。
あらすじ②承
宗介はポニョを保育園にまで連れて行ったり、肌身離さず大事にしていましたが、フジモトによる水魚によってポニョと離れ離れになってしまいました。落ち込む宗介をソフトクリームで励ますリサは、今晩久しぶりに帰ってくる耕一と会えるのが楽しみで、腕によりをかけて料理します。
ところが、耕一は仕事の都合で帰宅ができなくなり、落ち込むリサを今度は宗介が励まします。その頃、フジモトに捕獲されたポニョは人間になりたいとごねていました。困るフジモトはグランマンマーレに相談しますが、ポニョは妹たちの協力もあり、人間へと変化しながら地上へ向かうのです。
あらすじ③転
人間の姿になって宗介と再会したポニョは、宗介の家で人間生活にたくさんの感動と驚きを覚えます。その頃、フジモトはポニョが魔力を自由に使いすぎていることで、世界が破滅するかもしれないとパニックを起こしていました。
すると、グランマンマーレが「いっそポニョを人間にして魔法を使えなくすれば良い」と提案しますが、フジモトは大事な我が子を人間界へ送ることに激しく悩みます。また、宗介のポニョに対する想いが途絶えた時、ポニョは泡となって消えてしまうリスクもあったのです。
あらすじ④結
宗介をサポートするため、魔法を使いすぎたポニョは眠ってしまいました。宗介は懸命にリサを探しますが、リサの車を発見するも中にリサが居なくて泣き出してしまいます。眠たい目を擦りながらポニョは宗介を励まし、手をつないで歩きだすと、試練のトンネルが待ち受けていました。
ポニョはトンネルの中に入るのを拒みますが、宗介は手をしっかり繋いで歩きだしていきます。段々と人間の女の子から魚の元の姿に戻っていくポニョを連れて、リサやグランマンマーレの元へ向かうのです。
リサとの再会で喜ぶ宗介に、グランマンマーレが「魚の姿を知っていてもポニョを愛せますか?」と問うと、宗介は自信満々にどんな姿のポニョも好き!と答えるのでした。