仕事で干されていると感じたときの3ステップ
ここまでで、仕事で干される原因をピックアップしてきましたが、具体的にどのように対処していったら状況は改善するのでしょうか?
ここからは、4つの対処法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは上司を探ってみる
先にも説明したとおり、仕事で干される原因は上司・会社・自分自身のいづれかです。 このうち、自分がどのケースで干されているのかは、大抵の場合、上司を探れば答えが見えてきます。
ですので、あらゆる方法を駆使して、まずは上司から情報を引き出してみましょう。
それを踏まえた上で適切な対処をしていけばよいのです。
上司に直接自分の気持ちを打ち明けてみる
もっとも有効なのは、仕事で干されていると感じている現状と、なぜ干されているのか理由がわからないことを上司に打ち明けてみることです。
このときのポイントは、抗議するのではなく、相談するスタンスで話すこと。
そうすることで、上司も心を開きやすくなり、本心を語ってくれる可能性が高くなります。
上司はあなたよりも社歴が長いでしょうから、会社の内情にもより精通しているわけで、過去に会社の体質が原因で干された人の事例を知っているかもしれません。
いづれにせよ、上司からの情報は、現状を打開するための大きな一歩になるはずです。
社内の誰かに相談してみる
自分がなぜ干されているのかを上司に聞きづらいという場合は、先輩社員や同僚に相談に乗ってもらうのもひとつの手段です。
こうすることで、ある程度上司の本心が見えてくる場合があります。
上司を観察すると本音が見えてくる
例えば、人によって態度を変えるタイプの上司であれば、仕事の振り充てを好き嫌いの基準でおこなっている可能性があります。
若い女性社員には仕事を親切丁寧に教え、仕事をしっかり振るのに、あなたにはそうしてくれないという具合であれば、その上司はあなたのことが嫌いだからという理由で仕事を振らないのかもしれません。
上司の普段の言動を少し観察するだけでも、干されている理由がわかる場合があるので、対処の道筋が立てやすいわけです。
上司との関係を良好にするための努力をしてみる
干されている原因がどのようなものあるにせよ、共通して必要になるのは上司とのコミュニケーションです。
なぜなら、上司との関係が良好になれば仕事を振ってもらいやすくなりますし、会社から干されないためのアドバイスなどももらえるからです。
ですので、まずは自分自身が変わる努力をしてみましょう。
上司から仕事がもらえないなら主体的に仕事をして上司の仕事の負担を減らすようにしていきましょう。積極的に仕事をもらいにいくのもGOODです。
「その仕事、僕に任せていただけないでしょうか?」「お手伝いできることはないでしょうか?」という姿勢で日々仕事に臨んでみましょう。
そもそも、仕事に積極的に取り組むこと自体、会社の売り上げアップにつながる行動なのですから、正々堂々と積極性をアピールしていきましょう。